アバルト グランデ プント(画像クリックで拡大)

 フィアット グループ オートモービルズ ジャパン(本社:東京都港区)は2008年12月17日、「アバルト」ブランドのチューニングカーを2009年から国内販売すると発表した。第一弾として、フィアットのコンパクトカー「グランデ プント」をベースとした「アバルト グランデ プント」(ABARTH GRANDE PUNTO)を2月14日に発売する。メーカー希望小売価格は270万円(諸経費は別)。

 「アバルト」は、オーストリア出身のカルロ・アバルト氏が1949年に設立。主にフィアット車をベースとしたレース車のチューニングで1950年代後半から1960年代に活躍したことで知られる。1971年以降、フィアット社の傘下に入り、フィアットが2007年に独立した子会社を設立して、ブランドを復活させていた。

 「アバルト グランデ プント」は、アバルトの復活第一号で、出力155psの1.4Lターボチャージドエンジンを搭載。6速マニュアルギアボックスの組み合わせで、最高時速208km、時速100kmまで8.2秒の加速性能を発揮する(欧州仕様メーカー計測値)。また、パワーブーストモードで、最大トルクが23.5kgm(230N・m)/3000rpmへと10%以上アップする。

 外観は、専用デザインのフロントバンパーや、開口面積を拡大したエアインテークなどのデザインが特徴。また、安全面では、ブレーキや運動性能セッティングの見直しを行い、環境面ではベースモデルよりも高いパワーを発生しながら、Euro4に適合させた。

 新生「アバルト」ブランドでは、2009年春に「フィアット500」をベースに開発した「アバルト500」(ABARTH 500)を発売する予定。

(文/三好豊=Infostand)

■関連情報
・フィアット グループ オートモービルズ ジャパンのWebサイト http://www.fiat-auto.co.jp/
・アバルトのWebサイト(2009年1月22日オープン) http://www.abarth.jp