ヤフーやフィルタリングソフト開発のネットスターが参加する「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」は、中学生や高校生の子供を持つ保護者に向け、子供の適切なインターネット利用に関する教材をWebサイトで無償公開した。男子高校生が掲示板へのいたずら書き込みで警察に逮捕されたり、女子高校生がモデルのアルバイトという勧誘にのって犯罪の被害に遭ったりといった事例を挙げ、フィルタリングなどの対策や、保護者の役割を解説している。
教材のおおまかな構成は(1)中高生のインターネット利用実態と男女別の典型的なトラブル紹介、(2)ソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)など双方向型サイトを利用する際のリスク解説、(3)インターネットの特徴とフィルタリングの仕組みなど保護者が最低限持つべき知識の説明、(4)親子がインターネット利用について対話するための助言、となっている。
Flashを使用したコンテンツで、内容量は紙にして50ページほど。ダウンロードしてインターネットにつながらない環境でも閲覧できる。
ネットスターのアンケート調査によると、子供の作ったブログやプロフィルサイトを見たことのない親は7割近くにのぼり、子供に人気の高いサイトを把握している保護者は1割以下という。「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」は4月に発足し、7月から保護者向けの教材製作を進めてきた。
教育関係者のほか、ヤフー、ネットスター、マイクロソフト、ミクシィ、NTTレゾナントなど各社が行っている有害コンテンツ対策のノウハウを採り入れた。また全国高等学校PTA連合会が保護者の視点から協力した。
なお、保護者向けの教材としてはほかに、インターネットやデジタル機器に関する政策提言を行う「インターネット先進ユーザーの会(MIAU)」が、冊子として印刷できるPDFファイルをWebサイトで公開している。
■関連情報
・ヤフーのWebサイト http://www.yahoo.co.jp/
・ネットスターのWebサイト http://www.netstar-inc.com/











