インターネットサービスプロバイダーの「ソネットエンタテインメント」は5月8日、電子メールソフト「PostPet」の、最新バージョンを含む3種類のコンテンツサービスを発表した。PostPetは1997年にリリースしてから、今年で11年目に突入。当時は“殺風景”なデザインのメールソフトが多かったが、ピンク色のクマ「モモ」など、仮想の部屋で飼っているキャラクターがメールを運ぶ演出で人気を集めた。新サービスはパソコン用のメールソフトという枠を超えて、PostPetの世界観を展開するもの。女性を中心に巻き起こったPostPetブームの再来を狙う。
今回発表したのは、これまでのPostPetの後継となる「PostPet 4you(ポストペットフォーユー)」、携帯電話向けのRPG「ポストペットパラダイス」、Windows用オンラインゲーム「PostPet Type-M(タイプ エム:開発コードネーム)」の3種類。
従来は1頭(1匹)のペットしか飼えなかったが、複数のペットを部屋に迎え入れることが可能になった。画面左には、友だちとの伝言板のやり取りや更新された友だちの日記タイトルなどが表示される
(C)1996-2008 So-net Entertainment Corporation
「PostPet4you」は、単純なメールソフトではなく、“ソーシャルメッセージングサービス”というコンセプトでWebブラウザー上で動作する。具体的には、ユーザー自身のスケジュール管理機能や日記、掲示板などに加えて、登録した友だち同士のメッセージ交換をコミカルなペットを介して楽しめる。従来のようにペットがメッセージを運んだり受け取ったりする動きを楽しむほかに、飼い主(=ユーザー)のスケジュールや日記の内容にさまざまな反応を見せてくれる。また、ログアウト中でもペット同士がコミュニケーションすることで、ペット自身が友だちを作っていく。サービス開始予定は2008年10月。基本サービスは無料で、プレミアムサービスとして月額課金を予定している。
サイコロを振ってマス目を移動。カードやスキルを手に入れて、ペットを成長させていく。ゲームを進めていく中で、ほかのユーザーとミニゲームで対戦することも
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「ポストペットパラダイス」は、“新感覚RPG風すごろくゲーム”と銘打ったPostPet初の携帯電話向けコンテンツ。サイコロを振ってすごろくのマス目を進んでゴールを目指す。全国のプレーヤーと対戦でき、道中にはミニゲームで対戦したり、ほかのユーザーと友だちになって、購入したアイテムのトレードなどを行う。ペットの着替えなど、お世話しながら成長させていく育成要素がゲームを盛り上げる。サービス開始はiモード公式サイトが2008年5月26日(FOMA 903iシリーズ、703iシリーズ以降のメガiアプリ対応機種)。月額利用料は315円。ほかのキャリアへは順次対応予定だ。
Windows用のオンラインゲームとして登場するのが「PostPet Type-M(タイプ エム:コードネーム)」だ。プレーヤーとペットが仮想世界で共同生活を送るという設定で、「野菜作り」や「釣り」といった、ほのぼのとしたスローライフを楽しみながら、ペットとの信頼関係を築いていく。
一人でプレーしても楽しめるが、オンライン上のプレーヤーが集まって多人数での「冒険」の形をとった要素も提供する。ほかのプレーヤーとコミュニケーションしながら、アイテムやペットの能力を共有すれば、より世界の広がりが味わえるという。サービス開始は2008年冬。基本サービス料は無料で、アイテムなどは有料になる予定。運営はオンラインゴルフゲーム「スカッとゴルフパンヤ」などで知られる「ゲームスポット」が担当する。
「So-net光」のCMにも出演したモデルの佐々木希さんも応援に駆けつけた。CMで競演したモモの花とは仲良しだ
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(文/涌井健一朗)
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