日伯記念貨幣の図柄(変更後) 表面

日伯記念貨幣の図柄(変更後) 裏面

 財務省は2008年4月30日、「日本ブラジル交流年及び日本人ブラジル移住100周年記念貨幣」(日伯記念貨幣)の図柄を変更して、6月18日に発行すると発表した。先に発表した図柄に著作権上の問題が判明したためで、発行前に記念硬貨の図柄を差し替えるのは初めてという。

 記念硬貨の図柄は、当初、ブラジル日本都道府県人会連合会がサンパウロ州サントス市に設置した「日本移民ブラジル上陸記念碑」を予定。同会の使用承認を受けたが、同会側から著作権を持つブラジル人彫刻家側の同意が得られないとの連絡を受け、図柄を、移民船と地図を組み合わせた「笠戸丸(かさとまる)とブラジル」に変更した。

 発行も当初は今年3月ごろを予定していたが、関連記念事業を考慮して日程を変更した。6月18日は最初の日本人移住者がブラジル・サントス港に到着した日にあたる。

 日伯記念貨幣は額面500円のニッケル黄銅貨。重量7gで、直径26.5mm。すでに480万枚を鋳造済みで、図柄変更や鋳造やり直しに伴い500万~1000万円の追加費用が発生する。一般向けには全国の金融機関などの窓口で額面価格で引き替える。引き換え要領については、今後、財務省から発表する予定。

■参考情報
・財務省の報道発表 http://www.mof.go.jp/jouhou/sonota/kokko/kk200430.htm