「肥満関連遺伝子検査キット」(画像クリックで拡大)

 湧永製薬は、家庭で使える「肥満関連遺伝子検査キット」を薬局や薬店で発売した。5月12日からは専用サイトでも通信販売する。薬局、薬店での希望小売価格は1検査分8000円。通信販売の直販価格は同9500円(送料込み)。

 「りんご型」「洋なし型」「バナナ型」の肥満体質タイプを判定し、タイプに合った食事や運動のアドバイスを受けられる。綿棒でほほの内側をこすって採取した粘膜細胞を容器に収め、申込書や同意書とともに湧永製薬に送付して検査を依頼する。2週間ほどで検査結果とアドバイスが返送される仕組み。

 肥満関連遺伝子は150種類以上存在するが、検査では日本人に関係の深い3種類、「β-3 アドレナリン受容体遺伝子」「脱共役タンパク質1遺伝子」「β-2 アドレナリン受容体遺伝子」を調べる。

 β-3 アドレナリン受容体遺伝子が標準と異なる人は、腹回りに脂肪がつきやすい「りんご型」、脱共役タンパク質1遺伝子が標準と異なる人は下半身に脂肪がつきやすい「洋なし型」、β-2 アドレナリン受容体遺伝子が標準と異なる人は筋肉がつきにくく、肥満すると減量しにくい「バナナ型」の可能性がある。

 アドバイスでは肥満体質タイプに合わせ、炭水化物、脂肪、タンパク質をそれぞれどの程度とるべきか、どのような運動方法をとるべきかを解説する。

 なお、湧永製薬では未成年の検査は受け付けない。また顧客の遺伝子は検査の実施と結果報告のみに利用し、検査後に破棄するとしている。

■関連情報
・湧永製薬のWebサイト http://www.wakunaga.co.jp/