東北パイオニア(本社:山形県天童市)は2007年11月7日、表示器メーカー大手のデジタル(本社:大阪市)と共同開発した5.6インチ有機EL搭載型タッチパネル「GP−3300E」シリーズを、2008年春をめどに販売すると発表した。価格は29万8000円で、初年度販売目標台数は1万台。
パッシブ型有機ELの国内最大手である東北パイオニアが、有機ELを使用したアプリケーション市場を開拓するため、同社が手がけている工場自動化システム機器に有機ELを組み込んで開発した。
GP-3300Eシリーズは、視野角の広さやどの角度から見ても色ずれ・色反転がないこと、コントラスト比が高く、鮮明な色表現で輝度調整範囲が広いことなどを特徴としている。屋外での利用や車載・船載にも対応し、蛍光管バックライトを使用した液晶ディスプレイに比べると、特に低温環境に強いという。
デジタルが開発した標準規格の画面作成ソフトウエア「GP-Pro EX」を使用できるため、既存ユーザーが作成した画面資産の活用や、同ソフトに対応しているメーカーの機器との接続も容易。デジタルは「GP-Pro EX」を現場や機器を選ばずに使用できるようにするオープン化戦略を打ち出しており、共同開発もその一環という。
(文/平城奈緒里=Infostand)
■関連情報
・東北パイオニアのWebサイト http://pioneer.jp/topec/
・デジタルのWebサイト http://www.proface.co.jp/











