今回のゲームショウでは、携帯電話を使ったユニークなゲームやイベントがいくつか用意されている。なかでも一番ユニークなのが、芸者東京エンターテインメントが提供する『カメラとか活用型実体験エンターテインメント それは無理だよ! オオスガさん』(以下、オオスガさん)だ。

 このゲームの内容を簡単に説明すると、魔王に襲われたオオスガ一族の一人が、魔王の気まぐれな命令に従うため、プレイヤーに協力してもらってクリアしていくというもの。オオスガさんはリアルの世界のことはまるでダメなので、代わりにプレイヤーが答えを書いたり、写真を撮ったりするというわけだ。

最初は行き倒れているオオスガさん。だが実は非常にお調子者で、ミッションをクリアするに従い態度も大きくなってくる(画像クリックで拡大)

 ここまで聞くと真面目なゲームに思えるのだが、登場する「オオスガさん」はお調子者だし、魔王が出す命令も、今回のゲームショウ版では「次回ドラクエのサブタイトルを考えろ」「セクシーなコンパニオンを撮って来い」といったものばかり。だが実際に指令に従い、ゲームショウ会場を駆け回るのはなかなか楽しく、次の指令が待ち遠しくなってしまう程だ。

オオスガ一族絶対服従の魔王。だが変なことを言い出して、オオスガさんに突っ込まれるなど意外とお茶目(画像クリックで拡大) ミッションはお題に対してメールに回答を書くか、写真を添付するかのいずれかで遂行される。最初のミッションはなんと……(画像クリックで拡大)

 実はこのゲームには、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の未踏ソフトウェア創造事業として採択された「日常生活における、重要でない事柄への意思決定支援システム」や、画像処理の技術などが使われているという。裏でスゴイ技術が駆使されているのだが、そんなことを全く感じさせないお気楽なノリが、ある意味すごい。

 「オオスガさん」を楽しむには、携帯電話からhttp://ohsuga-san.tv/へアクセスすればよい。すべてFlashとWeb、メールにて動作するので、最近の端末であれば問題なく楽しむことができるだろう。ただし今回提供されているのはゲームショウ期間限定のαテスト版であり、本サービスは2007年冬を予定している。なお本編のほかにも、ゲームショウ会場のコンパニオンを撮影して点数を競う「魔王のエンマ帳」も用意されている。本編をクリアしたら、こちらで楽しんでみるのもいいだろう。

コンパニオンの写真を送って得点を競う「魔王のエンマ帳」も用意。本編が終了したら、こちらで楽しむのもいいだろう(画像クリックで拡大) 芸者エンターテインメントは、KDDIブースの近くに小さいながらもブースも構えている。リアルなオオスガさんも見ることができるぞ(画像クリックで拡大)