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| ▲ マイクロソフト Windows本部 本部長のジェイ・ジェイミソン氏。「中長期的な展望は暗くない」と、国内市場で伸び悩むVistaについて強気の姿勢を示した 【画像をクリックすると拡大表示されます】 |
マイクロソフトは2007年4月23日、Windows Vista発売開始から4月現在までの約3カ月間の総括と、夏商戦向けの新施策について報道陣に説明した。総括では、市場動向や各種数値データから、Vistaの出だしは同社やPCメーカーの期待を下回る結果だったとしながら、中長期的には期待通りの成長が見込めるとの強気の姿勢を示した。
説明は、Vista発売日に秋葉原などで自ら販促活動の先頭に立ったマイクロソフト Windows本部 本部長のジェイ・ジェイミソン氏が行った。
ジェイミソン氏は、「Windowsとして全世界同時発売のインパクトは大きかった」としながらも、国内市場ではVista発売から現在まで、同社やベンダー各社が期待したほどの成果は得られなかったと語った。しかし、同氏はこの3カ月間の市場動向から「中長期的な見通しは暗くはない」とし、その理由を3点挙げた。
まず、2007年単年で、Vistaは国内で約2兆円の経済効果をもたらすというIDC Japanの予測を紹介し、PCメーカーだけでなく、周辺機器やソフトメーカーにも大きなチャンスがあることを強調。実際にVista発売後のPCの平均売価は1万5000円前後上がっているという。成熟市場にとって、Vistaが新しい選択肢となり、買い替えやアップグレード、それにともなう対応製品の売り上げに大きな役割を果たせるとした。
2点目は、Vistaのエディションの中でも“プレミアムミックス”と呼ばれるHome PremiumとUltimateが市場で高い評価を得ている状況をアピール。プレミアムミックスの店頭でのシェアは約40%で、PCメーカーの出荷台数の中では70%に達しているという。この結果から、「上級ユーザーやアーリーアダプターには、Vistaが受け入れられており、先進性が認められている。今後はこの流れがメインストリームになり、一般ユーザーに広がっていくと予想される」(同氏)とし、一般ユーザーへの普及はこれからが本番との見方を示した。
3点目はビジネス市場への期待だ。「旧OSは発売から6カ月後に本格導入が始まった。これからの3カ月の取り組みが重要。企業の設備投資も顕著でチャンスは大きい」とし、アプリケーションの互換率向上などに継続的に取り組んでいく。
同説明会にはゲストスピーカーとして、ジーエフケーマーケティングサービスジャパン グローバルアナリシス部の岩渕真貴シニアアナリストが登壇し、PC市場とそれを取り巻く家電市場の動向について説明した。「対前年比が下回った今年の1月、3月も、昨年終わりから見るとそれほど悪い数字ではない。テレビはフルHDや高画質化、携帯音楽プレーヤーは記録メディアの大容量化、デジカメは高画質化によって市場が拡大してきた。デジタル機器はリッチコンテンツに対応することで成長している。パソコンも同様で、リッチコンテンツ対応が市場拡大の鍵となるかもしれない。PCを買い替えたい、買い増したいと思える環境が必要で、マイクロソフトが中心になって、環境作りを進めてほしい」と、期待を込めて語った。
夏商戦は、PCメーカーの夏モデルでさらにHome Premium搭載機種が増えるほか、毎月3名に10万円のPC購入資金をプレゼントする「ロゴでGET! キャンペーン」で、Vistaの浸透を図る。動画を壁紙にできる「Windows Ultimate Extra DreamScene」の日本語版もまもなく登場予定だという。(三浦 善弘)
■関連情報
・マイクロソフトのWebサイト http://www.microsoft.com/japan/
・Windows Vista Webサイト http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/
・「ロゴでGET! キャンペーン」のWebサイト http://www.lookforlogo.jp/about_cfwv.html



















