1軍と2軍に分かれる「AKB48」。ステージにあがれるのは1軍だけ。2軍はカフェでファンにアピールするとか
2006年2月1日、東京・秋葉原。新人アイドルグループのAKB48が、この日発売されたばかりのデビューシングル『桜の花びらたち』をマスコミに発表するイベントを開催した。

 AKB48(エーケービーフォーティーエイト)は、かつておニャン子クラブを手がけた秋元康氏が総合プロデュースする女性アイドルグループ。平均年齢16歳の21人が所属する。

 狙いは、「今最もエネルギッシュな街、秋葉原のパワーを使って、アイドルを大きく育てること」(秋元氏)。昨年12月にドン・キホーテ秋葉原店の8階に、AKB48専用のライブ会場「秋葉原48劇場」をオープン。ここを拠点に活動を開始した。以降、月曜日を除く毎日、ここでコンサートを開催。ほぼ連日満員を記録するようになったことから、活動開始からわずか2カ月でCDデビューが実現した。

 グループ名の「AKB」はアキバにちなむ。「48」は、いずれはメンバーを48人にまで増やす予定だから。現在所属する21人は、約8000人が応募したオーディションを勝ち抜いた20人に、隣接カフェで人気を集めていた1人が1月に加わった。2月には、携帯のテレビ電話を使ったオーディションなどで残りの27人を決める。48人はファンによる人気投票などで1軍と2軍に分けられ、ステージには1軍だけがあがれる。2軍は隣接するカフェなどでファンにアピールして、昇格をめざす。

 「会いに行けるアイドル」というのがコンセプトの柱。「いつもの劇場に行けば、いつでもメンバーに会えるというのが売り。どんなに人気が高くなっても秋葉原48劇場でのライブは続けたい」(秋元氏)。秋葉原48劇場は200人も入れば超満員となる。ステージ上のメンバーと目があうと、こちらが緊張してしまうほど至近距離で見られる。ファンにはたまらないだろう。

 既にアイドルファンの間では、ブログによる口コミなどで人気が沸騰。『桜の花びらたち』はデイリーチャートで8位という新人としては異例のスタートを切っている(オリコン調べ)。(松野浩之=日経エンタテインメント!

■関連情報
・秋葉原48  http://www.akihabara48.com/