「NW-HD3」(ブラック)
 ソニーは2004年11月30日、20GBのHDDを搭載したネットワークウォークマン「NW-HD3」を発表した。12月10日発売で予想実売価格は4万2000円。ソニーブランドの携帯音楽プレーヤーとしては初めてMP3形式の音楽を再生できるのが特徴。

 NW-HD3は、PCから音楽を転送するためのソフト「Sonic Stage Ver 2.3」を使い、MP3形式の音楽を転送し、再生できる。従来機の「NW-HD2」では、MP3形式の音楽をATRACまたはATRAC3plus形式に変換して転送していたため、1000曲の音楽を転送するのに約10時間かかったが、NW-HD3では30分以内で転送できるという。WAV、WMA(DRM非対応)形式の音楽は、従来通りATRAC/ATRAC3plus形式に変換して転送する。
※記事初出時に、転送時間の記述に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

 転送する際には、ATRAC3/ATRAC3plus形式と同様に、ソニーの著作権管理システムOpenMGで管理する。NW-HD3に転送したMP3ファイルは、拡張子が「oma」のMP3(OpenMG Audio)形式となり、ほかのPCにコピーしても再生できない。

 そのほかの機能はNW-HD2と同じで、20GBのHDDには、ビットレート48kbpsのATRAC3plus形式なら約1万3000曲、ビットレート128kbpsのMP3形式なら約5000曲収録可能。連続再生時間は、ビットレート48kbpsのATRAC3plus再生時で約30時間、128kbpsのMP3再生時で約22時間。本体の落下を検知するとHDDの記録ヘッドが待避する「Gセンサー」機能と、耐衝撃ダンパーにより、衝撃に強いという。

 ボディカラーは、シルバー、ブラック、ブルー、レッドの4色。サイズは、幅89.0×高さ62.1×奥行き13.8mm、重さは110g。

 NW-HD3は、2004年7月に発売された「NW-HD1」、10月に発売されたNW-HD2に続くHDD搭載ウォークマン。NW-HD1、NW-HD2も引き続き販売される。MP3再生機能とボディカラー以外は同じNW-HD2の実売価格は4万円程度になる見込み。なお、ソニーは、アイワブランドでは、MP3再生可能な音楽プレーヤー「XDM-S700」などを発売している。(杉本 昭彦)

「NW-HD3」。左から、ブルー、レッド、シルバー

■関連情報
・ソニーのWebサイト http://www.sony.jp/