米Googleが、1GBのメールボックスを提供するメールサービス「Gmail」のクローズドベータテストを4月1日から始めた。米国、日本ともにサービス開始時期は明らかになっていないが、試用する機会を得たので、その使い勝手を紹介しよう。なお、現時点では、英語版のベータ版で、日本語の表示、検索はまだ一部サポートされていない部分がある。
GmailはWebメールサービスで、Gamilのホームページからログインして使う。アドレスは「ユーザー名@gmail.com」となる。特長はなんといっても1GBのメールボックスを提供すること。そのため、多くのメールをため込んでも使いやすいよう、様々な機能が盛り込まれている。その代表例は、「ラベル」「会話」「検索」などだ。これらの使い勝手を順番に見ていこう。
まず、ログインして見るのは「Inbox」という受信簿。到着したメールをすべて一覧できる。メールの内容別に保存するような「メールボックス」は無い。見終わったメールは「Archive」に移動させる。Archiveに入ったメールを見たいときは「All Mail」を選ぶことになる。なお、ほかには、SentMail、Spam、Trashのメールボックスがある。
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| ▲ GmailのInbox画面。メールタイトルの右には、メール本文の最初が表示されて、内容を一目で判断しやすい。タイトル左に付いている緑色の小さな文字はlabel(ラベル) |
| ■ラベルでメールを分類 |
メール相手や、プロジェクトなどでメールを分類したいときは、メールボックスの代わりに、個々のメールに「label(ラベル)」を付けて分類する。ラベルは、送る相手の名前、プロジェクト名などで自由に作れる。メールボックスと違うのは、ラベルを付けても、メールはInboxに保存されていること(Archiveに移動してもよい)、それと一つのメールにいくつでもラベルを付けられることだ。特定のラベルが付いているメールを一覧にすることができるので、メールボックスのような使い方ができる。例えばあるメールに、「○○さん」「宴会プロジェクト」と2つのラベルを付けておけば、人別、プロジェクト別の両方からメールを検索できるので便利だ。これは、Webブラウザーの「Opera」に付属するメールソフト「M2」と同じような仕組みだ。
| ▲ Google News Alertsのお知らせメールに「News Alert」のラベルを付けるよう設定。さらに、News Alertのラベル付きメールを一覧にした。一つのメールに「google」「blog」など別のラベルを付けることもできる |
もちろん、このラベルを手動で付けていては大変だ。実際は、フィルタリング機能を使って付けることが多いだろう。フィルタリングでできることは、一般的なメールソフトに近い。「From:」「To:」「Subject:」「Has the words:(〜の言葉を含む)」「Doesn't have:(〜の言葉を含まない)」「Has attachment(添付ファイル付き)」の条件を指定する。続いて動作で、どんな種類のラベルを付けるのかなどを指定するのだ。メールマガジンなどは、ラベルをふって、Archiveに直行してしまうよう設定すれば、一般的なメールソフトと同様のフィルタリングを実現できる。ただし、フィルタリングは20個までしか条件を指定できないので、メルマガ一つずつに設定をしていると足りない人もいるだろう。
| ▲ Settingsメニューから、最大20個までのフィルタリングを設定できる。ここは動作を指定する画面 |
| ■メールのやり取りを「会話」としてまとめる |
もう一つの特徴が、同じタイトルで同じ人とメールのやり取りをしていると、「conversations(会話)」とみなす機能だ。conversationsになると、Inboxに表示されるタイトルを1行でまとめてくれる。例えば、宴会の段取りについて同じ人とメールをやり取りしていると、Inboxがそのメールのタイトルで一杯になってしまうだろう。それを防いでくれる。7通のメールをやり取りしていれば、Inboxには、「送信者名,受信者名(7) タイトル」のように表示される。それをクリックすると、最新のメールの本文と、過去のメールタイトルや送受信時間がタブ表示される。画面右にある「Expand all」をクリックすると、やり取りしたメールすべての本文が表示され、まとめて印刷することもできる。
| ▲ 一番上の「Miya,me(4) 4月21日の…」とあるのが、Conversationsの例。これをクリックすると下のような画面に |
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▲ 宴会についてやり取りした4通のメールが一覧になる。右の「Expand all」を押すと、全メールの本文が一覧が表示され、やり取りすべてを1枚に印刷することもできる |





















