写真1 Prescottコアを採用したPentium 4 3E GHz

 Intelは日本時間の2月3日、新コア「Prescott」(開発コード名、プレスコット)を採用したPentium 4を正式発表した。Prescottは、Intelとしては初となる最小加工寸法90nm(300mmウエハー使用)を採用した製品だ。

 今回発表した新Pentium 4は表1の通り。Prescottコアを採用したPentium 4だけではなく、現行のNorthwoodコアを採用して動作周波数を3.40GHzに引き上げたPentium 4も併せて発表した。実際にPrescottコアを採用したはPentium 4 3E GHz(写真1)を見ると、ヒートスプレッダー上には「3.00GHz/1M/800」(動作周波数/2次キャッシュ/FSB)の表記が確認できる。このCPUの情報をフリーソフト「CPU-Z」でWindows XP上から確認したのが写真2だ。



表1

写真2 フリーソフト「CPU-Z」でも、Code NameにPrescottであることが確認できる

 既にNorthwoodコアを採用したPentium 4(3.40GHz)は秋葉原などの店頭で購入できる。一方、Prescottコアを採用したPentium 4が秋葉原などの店頭で購入できるようになるのは、代理店筋の情報によると2月末頃。当初は2.80E GHz、3E GHzからの販売となりそうだ。

●SSE3対応のエンコードテストでわずかにExtreme Editionに勝る

 NorthwoodコアとPrescottコアの違いをまとめたのが表2。このコアの違いが実際の性能にどの程度反映されるのだろうか?そこで日経WinPC4月号(2月28日発売)では、各種ベンチマークテストを通して、その違いを分析。またベンチマークテストの特性からPrescottで新たに加わった技術について解説する予定だ。

表2
  Northwood
(ノースウッド)
Prescott
(プレスコット)
製造プロセス 0.13μm(130nm) 0.09μm(90nm)
動作周波数 2G〜3.40GHz 2.80G〜3.40GHz
(2月3日時点)
2次キャッシュ 512KB 1MB
FSB 400M、533M、800MHz 533M、800MHz
Hyper-Threading技術 400MHz品はなし、533MHz品は3.06GHzのみ、
800MHz品はすべて対応
533MHz品は非対応、800MHz品はすべて対応
ソケット形状 478ピンソケット 478ピンソケット(2月3日時点の製品)、
今後775リードソケット品も計画しているとされる
対応チップセット
(Intel製の例)
Intel 845、Intel 850、
Intel 865、Intel 875シリーズ
Intel 865、Intel 875シリーズ(2月3日時点)

 ここでは、差が現れた「TMPGEnc 3.0 XPress」のベータ版の結果を紹介しよう。