大規模マンションでも導入進む

 カーシェアリングは100戸以上の比較的規模の大きなマンションにも導入されています。藤和不動産と近鉄不動産が京都市で分譲している「四条烏丸クロスマーク」もそのひとつです。同マンションは「田の字地区」と呼ばれる京都市の中心地では珍しく、総戸数176戸の大規模物件となっており、カーシェアリング用にハイブリッド車1台を設置する予定です。

 駐車場台数はカーシェアリング用を含めて71台と、総戸数の約40%です。敷地に限りがあり、高さ制限が厳しい田の字地区では高めな設置率だとか。敷地外の駐車場を借りると、最低でも月額3万円はするとのことですから、クルマを持つのもひと苦労でしょう。それだけに、カーシェアリング付きのマンションは利用価値が高いかもしれません。

 同マンションのカーシェアリングは居住者のうち希望者が会員となり、月額570円の基本料金を負担して利用するシステムです。予約は30分単位で、30分ごとに200円の利用料がかかります。入会金は不要なので、一般的なカーシェアリングに比べると割安といえるでしょう。

仏光寺通に面した「四条烏丸クロスマーク」の建設地。京都市内としては間口が広く道路に面しており、クルマの出し入れもしやすそう(画像クリックで拡大)