人間誰しも美しく生活したいと思っている。それは見た目だけじゃない。中味から美しくということだ。

 それはクルマも同じである。今どきクルマを実用性だけで買う人はいない。だったらトラックやバンでいい。そうではなく、乗る人の身体はもちろん、時には頭や心まで気持ち良くしてくれるから買うのである。それはスタイリングであり、走りであり、質感であり、ブランド性であり、知的興奮を誘うエピソードである。クルマはある意味、五感で味わうプロダクトだ。だから楽しくも難しいのである。

 というわけでこの“ビューティフルライフカー”では私、小沢が美しさや知的エピソードを中心にクルマを語っていこうと思う。

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<コンセプト>
プリウス+電気自動車=無敵!?

 2009年、遂に国内の新車販売で前年比2.8倍の20万台超えを果たし、ハイブリッドカーとして初の年間トップを獲得したトヨタ・プリウス。2位が軽のワゴンRで、4位が登録車のフィットだけに、名実ともにハイブリッドの時代、プリウスの時代到来という感じだ。

 だが、その玉座を強固にするためか、さらなるスーパーウェポンが登場した。その名もトヨタ・プリウス プラグインハイブリッド。

 文字通り現行プリウスの派生車種であり、今年は世界限定600台で、本格販売は2年後ということだが、この実力が凄い。早い話、“世界最強ハイブリッドカー、プリウス”+"電気自動車”(EV)ということなのだ。