自転車ライフの伝道師「二代目自転車名人」としても活躍する俳優、鶴見辰吾さんによる自転車講座も、はや7回目。今回からはちょっと寄り道(?)して、バイクフィッティングの世界をお届けします。

 実はスポーツバイクは、タイヤのサイズだけでなく、その乗る人に合わせた適正なサイズがあります。そして、そのサイズの微調整で驚くほど乗りやすくなるものなのだとか。鶴見さんが前々から興味があったという最新のバイクフィッティング法「BGフィット」を体験します。

(構成=森 亨 写真=川本史織)

自転車にサイズがあるって知っていますか?

 皆さん、楽しい自転車ライフを送っていらっしゃいますか? 雨の降り続く日が多くて、なかなか走りに行けないことも多いこの時期ですが、そんな乗れないときこそ、試していただきたいことがあります。

 それが「バイクのフィッティング」。靴を買うときやジーンズを買うときに自分のカラダにあったものを探すように、スポーツバイクを自分のカラダに合わせる作業のことなのです。

今回フィッティングに用いたのは、愛車としてかなり乗り込んでいるインターマックスのコルサ イタリア。ツール・ド・フランス出場経験を持つ今中大介氏がプロデュースするカーボンロードバイクです。(画像クリックで拡大)

 この私のコーナーをご覧になられている方は、最近はじめてロードバイクを購入された方や、運動不足解消にとクロスバイクやMTB(マウンテンバイク)で通勤をされているような方が多いかと思います。きっとそういう方は、自分のバイクをカラダに合わせる…ということをご存じないのでは? 服や靴はサイズを合わせるものですから、ぜひ、スポーツバイクもそうしていただきたい! と思うのです。そんなことを、スポーツバイクに時間と情熱と勉強代(笑)を皆さんよりちょっとだけ先に費やしてきた身として、僭越ながらご提案できたらいいな、と…。

 スポーツバイクにおいて、どういう姿勢で乗っているのかを「ポジション」、どういう具合にペダルを回し走っているのかとというのを「フォーム」といいます。自転車とカラダの接するポイント、ハンドルとサドルとペダルの位置関係をちょっとだけ調整してカラダに合わせてその2つを良くするだけで、スポーツバイクはぐっと快適に楽しく乗れるようになるんですよ。

実際に、私の今のバイクポジションは自分なりにベストと思う状態なのですが、それをプロが客観的に見てどうなのかを知りたいのです。そこで、皆さんの代わりに人体実験というか人柱となって(笑)体験してみようというわけです。(画像クリックで拡大)