今年9月から、NTTドコモが販売している「ドライブネットクレイドル01」。スマートフォンを固定するクレイドルで、ドライブ情報サービス「ドコモ ドライブネット」に対応する。ドライバーがドコモ ドライブネットアプリを操作してカーナビとして使用する際は、この専用クレイドルが必要だ。GPSレシーバーやジャイロセンサー、加速度センサーを内蔵しているので、スマートフォン単体で使う場合より、現在位置表示などの精度を高める役割も果たす。
実際にamadanaとのコラボモデル『MEDIAS WP N-06C』と組み合わせてカーナビとして使ってみた。ダッシュボードへはまず付属の取付板を貼り、その上に吸盤でクレイドルを設置する。付属の落下防止ストラップを使って、もしもの場合に備えておく。給電はシガーソケットから、付属のアダプターとケーブルで行う。スマートフォンは縦位置のほか、横位置でも固定できる。スポーツカーなどフロントガラスとダッシュボードの間隔が狭い場合は横位置がよいだろう。スマートフォンとクレイドルはBluetoothでペアリングする。
ルートガイドは、誘導地点の500m手前から最大3回の誘導表示と音声案内を行う。自車位置の測定精度が高いので、どこで曲がるか迷わずに済む印象だ。
渋滞情報に強いのも特徴。特に休日の夕方など、ルートガイド中に、渋滞を考慮した的確なオートリルートに助けられることが何度もあった。これは、VICS情報に加え、全国のユーザーから提供される実際に走行した履歴データを利用することで、VICS情報の約5倍もの道路区間をカバーしているため。
一般的なVICS情報だけの場合、都市部や幹線道路を中心に提供されているため、情報のない道路で渋滞に遭遇するケースが避けられない。だが「ドコモ ドライブネット」が対応する「スマートループ渋滞情報」は、VICSがカバーする約7万km(パイオニア調べ)と合わせて、約33万kmにおよぶ全道路をカバーしているという。
またアプリを起動するだけで、特別な操作をしなくても最新の地図が表示されるのも安心だ。道路はもちろん、新規オープンの商業施設、コンビニやガソリンスタンドなどの最新データを常に参照できるのは心強い。
高速道路を走っているとしばしばアラーム音が鳴る。これはオービスが近づいたから。地図上にもオービスアイコンを表示する。全国に設置されているオービスの情報や取締り情報が、ドコモ ドライブネットサービスセンターから提供されている。安全なドライブをサポートする強い味方といえそうだ。
画面上の「ドコモダケ」アイコンを触ると、駐車場の満空情報やグルメ情報、テレビでの紹介スポット、ガソリンスタンドの価格情報が表示されるのも便利だ。
普段使い慣れているスマートフォンが、ドライブの時はカーナビに変身するのが楽しい。アプリは無料だが、フルに利用するには「ドコモ ドライブネット」(月額315円)への加入、「ドライブネットクレイドル01」(オープン価格)の購入が必要。もちろん「パケ・ホーダイ フラット」などパケット定額制への加入もしておきたい。
「ドライブネットクレイドル01」にはハンズフリー通話機能も付いている。手持ちのスマートフォンがドコモ ドライブネットに対応しているなら、クレイドルなどをプラスしてカーナビとして使う価値は十分にありそうだ。











