コーンにはキャラメルパウダーを混ぜ、香ばしさをアップさせている。希望小売価格120円(画像クリックで拡大)

 今年の春は、4月に東京で雪が降るなど、例年に比べて寒暖差が激しい。そんな悪条件下での新商品発売にもかかわらず、記録的な売り上げとなったのがロッテアイスの「ザクリッチ」。売り上げの推移があまりに爆発的であったため供給が追い付かず、発売からわずか2週間で一時販売休止状態となったほどの人気ぶりだ。

 ザクリッチは大学生男子から20代男性をターゲットに、近年ヒットした商品トレンドの「モバイル性」「食べやすさ」「食感」「スタイリッシュ」を兼ね備え、消費者の生活に溶け込んだ商品となることを目指し開発された。どこを食べても「ザクっと」した食感になるように、コーンの全面をチョココーティングしたパフで埋め尽くしている。

 ヒットの要因としては、発売後に人気タレントの南明奈を起用したインパクトのあるCMが流れたことが大きい。また、店舗に商品を並べるバイヤーの心をもつかみ、販路がコンビニエンスストアだけでなく、スーパーなどに拡大したことが販売増につながった。宣伝前から注目の商品であったことも下支えになったヒット商品だ。

(文/北本祐子)