景気低迷の中、カップめん市場も安く手に入るプライベートブランド(PB)商品が急速に広がっているが、大手メーカーの手掛けるナショナルブランドも黙って見ているわけではない。技術力を生かして、高い付加価値をつけてPBに流れた消費者を取り戻す作戦に出た。
今、非常に勢いがよいと言えるカップめんは、2009年11月末に新登場した日清食品の「日清 太麺堂々」。「発売1カ月の進捗率は、計画比150%を達成」(日清食品ホールディングス、安武雅之氏)と好調だ。食べ応えと満足感のある太いめんで、もっちりとした食感がうけている。
通常の中華めんは、コシをだすために硬質な小麦を使う。そうすると必然的に数分での湯戻りが難しい。そこで、めんをこねる、蒸す、切るの行程を改良した新技術を投入。1.85mmと太いめんながら、4分で湯戻りするように仕上げた。
(文/吉田明乎)



