「大学入試東大英語長文が5分で読めるようになる―英語通訳トレーニングシステム・3ステップ方式」(1575円)。著者は英語通訳・翻訳者で大阪府立大学教授の小倉慶郎氏。「国際環境フォーラム」「日英高等教育シンポジウム」などの国際会議における通訳の実績を持つ。(画像クリックで拡大)

 「大学入試東大英語長文が5分で読めるようになる―英語通訳トレーニングシステム・3ステップ方式」(語学春秋社)という本が、7月20日の発売以来すでに6刷りと、大ヒット中。「参考書が売れない」といわれる夏場にも売り上げを伸ばし続け、3万部に近づく勢いだ。三省堂神保町の語学部門では4週連続第1位、丸善全店の学習参考書売り上げでも第1位を記録した。

 人気のポイントは、日本のプロ通訳養成学校が開発・実用化した“秘伝”とされるトレーニングの手法が、高校生・一般読者向けにやさしくアレンジしてあること。具体的には(1)クイック・レスポンス(英単語を秒速で記憶)、(2)シャドーイング(聞こえてくる英語を「影」のように口まねする訓練)、(3)サイト・トランスレーション(英文を返り読みせず前からどんどん訳す)という3つの訓練手法。これによって「聞く・話す・読む・書く」の4技能が短期間で同時に身につくことが養成学校で実証済みだという。

 トレーニング用英文テキストと講師の音声指導780分を収録したCD-ROM(MP3形式の音声データ。パソコンや携帯音楽プレーヤー用)の構成で、1日1レッスンずつ取り組めば、わずか16日間で身につく。「日本人特有の英語のクセをなくし、通訳と同じ要領を“体で覚えさせる”訓練法です。実行後は、文法の基本がある人なら誰でも、東大英語長文が5分で読めるようになります」(語学春秋社)。CD-ROMの収録内容は語学春秋社ウェブサイトで試聴できる。語彙(ごい)力強化に重点をおいた第2弾『東大英語長文が5分で読めるようになる 〈英単熟語編〉』も、11月上旬から発売中。

(文/桑原恵美子)

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