「どうぶつしょうぎ」はLPSAのオンラインショップで販売するオリジナル版が1200円(送料別)。幻冬舎エデュケーションが発売する市販版は1500円。(画像クリックで拡大)

動物をモチーフにした将棋「どうぶつしょうぎ」に注文が殺到している。日本女子プロ将棋協会(LPSA)が発売するこの将棋、ルールやデザインは現役の女流棋士が考案したもの。盤面のマス目は本来の将棋が9×9であるのに対して、どうぶつしょうぎは3×4。登場する駒もライオン、ぞう、きりん、ひよこのたった4種類だ。相手のライオンを捕まえるか、自分のライオンが敵陣に入れば勝ちとなる。取った駒を自分の駒として使うことができるし、ひよこ(歩)は敵陣に入るとにわとり(と金)になるなど、シンプルながら将棋のエッセンスが詰まっている。しかも駒には動くことができる方向にマークが付いているので、初めてでもすぐに遊べるのが魅力だ。2008年12月23日からイベント会場などでテスト販売を開始。評判がよかったため2009年1月下旬からLPSAのオンラインショップで本格発売し、6月までに約8000セットを売り上げた。注文に対して生産が追いつかず、約3500件のバックオーダーを抱えており、現在2カ月待ちの状態だ。主な購買層は30~60代の女性で、「子どもや孫に買い与えたい、一緒に遊びたい」という声が多いという。児童館や小学校、養護施設からの注文もあるそうだ。この人気を受けて9月から幻冬舎エデュケーションからも「市販版」が発売する。すでにAmazon.co.jpで予約注文を受け付けているほか、9月には書店や玩具店で手に入るようになる。(文/生崎文彦=日経トレンディネット)