「チョコの山」(山崎製パン) 126円。商品開発の過程では「お母さんにパンの耳作ってもらったお菓子」をイメージしたという。(画像クリックで拡大)

一風変わった菓子パン「チョコの山」が売れている。一口サイズにカットしたパンの耳にチョコレートをコーティングした商品で、パンというよりラスクに近い。実はこの商品、同社の売れ筋サンドイッチ「ランチパック」の製造過程で出てくるパンの耳を活用したものだ。これまでもスナック菓子の原料として使っていたが、パンの耳そのものを商品化するにあたって新製法を開発。パンの耳の中までチョコレートをしみこませることで、ザクザクとした食感とともに、チョコレートの風味をしっかり味わえるようにした。2009年1月16日に新潟県で先行発売。コンビニはデイリーヤマザキのみ、スーパーは原信、ウオロクなど地元チェーンのみの取り扱いだったが、口コミで人気を集め、デイリーヤマザキでは1日に100個以上売り上げる店舗も出るほどの人気商品に。この人気を受ける格好で、2月1日に全国展開し販売店舗も一気に拡大。スーパーは大手のイトーヨーカドーとイオングループ、コンビニはデイリーヤマザキに加え、ローソン、am/pmなどで販売中だ。全国展開後の現在でもデイリーヤマザキでは菓子パン部門で1位を記録し続けている。2位商品に対して数量ベースで5倍以上と圧倒的な売れ行きだ。(文/生崎文彦=日経トレンディネット)