「Thinking Power Notebook」 製造:ツバメノート、総販売元:リュウド(画像クリックで拡大)

 大学ノートの専門メーカーであるツバメノートによる、新しいアイディア支援ノート、それが「Thinking Power Notebook」だ。「大学ノートの良さを継承しつつ、如何に大学ノートの既成概念から脱却するか」をテーマに作られた。映画監督の黒澤明氏も愛用していたというツバメノートが採用している「ツバメ中性紙フールス」の書き味の良さと、万年筆のインクも弾かない水性インクのマス目、イラストレーターYOUCHAN氏による、懐かしい近未来のようなイラストによる表紙、アイディアメモに最適な横長の紙面など、アイディア支援ノートとして他には無い要素を満載。さらに全てのページが切り取れる。A5横サイズの「ネーチャー」は発売後1カ月で初回ロット3000冊を完売。B5横サイズの「メトロポリタン」も、発売後8カ月で5000冊を売るなど高い人気を得ている。Think Power Notebookは、「Thinking Power Project」というプロジェクトによる第1号の製品。

 リュウドの社長長澤久吉氏と、富山大学非常勤講師の竹村譲氏、アスキー総合研究所所長の遠藤諭氏の3人が、自分たちのためだけの大学ノートを作るというアイディアからプロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトでは周辺グッズも展開している。革製品を作るCOBUと組んで、立ったままノートを取れるジョッター(メモケース)を製作。また世界最小の大学ノート「ナイト・アンド・デイ・ディンブル」と、専用の革ケース「ポケッティア」(製作はCOBU)を発表。ポケッティアは発売前に初回分が売り切れ、ナイト・アンド・デイ・ディンブルも、初回ロット5000冊を5日で完売する大ヒットとなった。ポケッティアは限定色の生産が追いつかず、なかなか手に入らない状態が続いている。「3年、在庫を持つ覚悟で発注した」というプロジェクトだが、本人たちが驚くヒットとなっている。新しい大学ノートを中心に、様々な周辺グッズも展開するThinking Power Projectは、今後さらに人気を集めそうだ。(文/納富廉邦)