時代かご「やじきた屋」(http://www.nara-kago.jp/)
はっぴ、鉢巻き、わらじ姿の男2人が「エイホ、エイホ」のかけ声で客を乗せて行く――。奈良の新名物として、やじきた屋の「時代かご」が人気だ。日本で唯一、認可を受けて公道を走るかごで、コースは猿沢池〜ならまち(大人2000円)、猿沢池1周(1500円)など。1日貸し切りや周辺ホテルなどへの送迎もする。3月に営業を始める前には、利用者数は未知数だったが、土日だけの営業で400名以上の利用と順調。子どもたちには人力アトラクションとして、大人には旅の想い出やカメラの被写体として人気を集めている。時には辻斬り侍が途中で現れ、チャンバラを繰り広げるという寸劇が行われることもある。最近では、「講演会で講師を乗せて入場」といった依頼も。ほかに、伊勢神宮前の商店街など、各地の商業施設やイベントでの盛り上げ役として出張の依頼も多く、現在かごは1台だけだが、近くもう1台増やす計画。人力車や自転車タクシーなどとも異なる、エンターテイメント性の強い新たな乗り物ビジネスとして広がりをみせている。(文/上保文則)









