28日のWPC フォーラム 2005では米グーグルのマグラス・みづ紀エンジニアリングディレクターが「Googleが拓く次のネット社会」と題した講演を行った。
最初にGoogleがどのようにして設立されたかを説明。当初はスタンフォード大学のネットワークを利用してサービスを提供していたが、「ネットワークがダウンするほどのアクセスが集中し、会社を設立することになった」などのエピソードを紹介した。
グーグルは「Comprehensive(包括的)」、「Global(世界的)」、「Anytime、anywhere(いつでもどこでも)」、「Personalization(個人的)」の4つのポイントを重視してサービスを開発していると述べ、それぞれのポイントについて解説を行った。
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| ▲米グーグルのマグラス・みづ紀エンジニアリングディレクター |
まずComprehensiveについては、オンラインでもオフラインでも存在するコンテンツ全部がグーグルのターゲットになると述べた。検索以外に地図サービスの「Google ローカル」や書籍を電子化して検索対象にする「Google Print」、ローカルのコンテンツ向けには画像管理ソフトの「Picasa」やデスクトップ検索の「Google Desktop」を紹介した。
GlobalについてはGoogleはアメリカ以外のユーザーが77%を占めており、67%が英語以外の言語が母国語のユーザーというデータを示し、いろいろな言語への対応が重要であるとした。また単に翻訳したサービスを提供するのではなく、市場や文化、政治状況なども考慮してサービスを行う必要があることを強調した。
Anytime、anywhereについては携帯電話の画面に合わせて最適化した情報を提供するほか、出先での利便性を考え、キーワードと場所を組み合わせてその地域の情報を検索できるようにしていくとした。
Personalizationを実現する機能としては、Google ニュースやGmailを1つの画面に表示できるサービスを紹介したほか、ユーザーが過去に検索したデータを基に、ユーザーの期待する検索結果を優先して表示するサービスを説明した。
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▲グーグルのサービスの特徴として「Comprehensive」「Global」「Anytime、anywhere」「Personalization」の4つのポイントを挙げた |
また米グーグルでは働く時間の20%を使って、普段の業務以外の自由な開発を行えるようにしており、その結果として「Gmail」、「Google News」、「Orkut」といった人気サービスが生まれたと新たなサービスが続々と登場する秘訣を披露した。
最後にGoogle Earthのデモを行い、WPC EXPOが開催されている東京ビッグサイトや富士山、グランドキャニオンなどの写真やニューヨークのビルの俯瞰図などを見せるデモを行って講演を締めくくった。



















