今年で28回目を迎えた東京国際映画祭(TIFF)が2015年10月22日に開幕。恒例のオープニングを飾るレッドカーペットイベントが六本木ヒルズで行われ、昨年の379人を大きく上回る440人のゲストがカーペットに登場した。

オープニングを飾るレッドカーペットイベントに登場した北川景子
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“国際”は取ったほうがよい!? 日本映画推しの東京国際映画祭

 今年は10月22日から31日まで開催と、昨年(10月23日~10月31日)より1日長い全10日間という開催日程。特徴の1つとして、日本の映画祭として日本映画の発信にも注力し、昨年好評だったアニメ企画の継続とともに、ホラー映画やクラシック特集など、日本映画の幅広さと奥深さをより強く世界に発信することを掲げている。

 具体的には、新たに開設された「パノラマ」部門で、日本公開前の個性的な最新作をプレミア上映するほか(上映作品は日本映画のみではない)、現在の日本を代表する作品を上映する「Japan Now」部門、日本を代表する名作をデジタルリストアして上映する「日本映画クラシックス」部門も開設された。

 ほかにも特集上映では、「寺山修司生誕80年 TERAYAMA FILMS」や「追悼特集『高倉健と生きた時代』」や、アニメでは「ガンダムとその世界」、ホラーでは「日本のいちばん怖い夜~Jホラー降臨」が組まれている。

 日本映画が猛プッシュされる一方で、どうしても見劣りしてしまうのが、ハリウッド映画をはじめとする洋画、外国映画まわりの盛り上がり。ここ数年、ますます、その傾向は強まり、メディアの間でも東京国際映画祭の“国際”は取ったほうがよいのではとささやかれているほど。