(C) 2015 EUROPACORP-TF1 FILMS PRODUCTION
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 「名前は聞かない」「契約厳守」「依頼品は開けない」という3つのルールを厳守し、ワケありの依頼品を配達するプロの運び屋の活躍を描いた『トランスポーター』シリーズの最新作『トランスポーター イグニション』が公開される。

 2002年にリュック・ベッソンが製作と脚本を手がけ、ジェイソン・ステイサム主演で1作目の『トランスポーター』が映画化されて以来、『トランスポーター2』(2005年)、『トランスポーター3 アンリミテッド』(2008年)という3本の映画と、『トランスポーター ザ・シリーズ』というテレビドラマが作られてきた本シリーズ。劇場やビデオ・DVD、テレビ放送などで見たことがある人の数は、日本国内だけでも延べ3000万人におよぶという。

 そんな人気の新作が、映画としては6年ぶりに登場。最大の話題は主人公、フランク・マーティンを演じる俳優が、ステイサムからエド・スクレインにバトンタッチしたことだ。評価も気になるところだが、まずはストーリーを見ていこう。

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謎の美女の依頼から巨大組織との戦いへ

 映画はアンナ(ロアン・シャバノル)という謎の美女から依頼を受けたフランク(エド・スクレイン)が、時間通りに愛車アウディを到着させると、そこにアンナを含めた3人の金髪美女が乗り込んでくるところからスタート。

 契約とは違うと声を荒げて断ろうとしたフランクに対し、美女の1人が突きつけたのは銃口。さらにアンナが差し出したのは、フランクの父親が人質にとられていることが分かる写真で、12時間以内に任務を遂行しないと、毒を飲ませた父親が死亡するという。

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 フランクはしぶしぶアウディを走らせる。しかしやがてアンナたちを追う組織が、自身の特殊部隊時代のライバル、“狂人”カラゾフ率いる巨大売春カルテルだと分かる。

 映画は、前半でフランクが金髪美女3人に翻弄される姿を、後半はカラゾフという巨悪との戦いが中心に描かれていく。本作の観どころを解説する前に、まずはシリーズ全体のこれまでを振り返っておこう。

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