ハバネロ入りのトルティーヤ!? メンフィス風ハンバーガー!? 日本一のユッケ!?

 同施設最大の床面積となるのが、1階と地下1階の2フロアにまたがるメキシコ料理のラス ドス カラス-モダンメキシカーノ イ タコスだ。「リゴレット」などスタイリッシュな飲食店舗を展開するHUGE(東京都目黒区)が丸の内、代官山、品川と展開してきたモダンメキシカン業態の4店舗目となる。

 面白いのは、メキシカンスタイルの4色トルティーヤ生地を使ったタコス。赤色は「チポトレ」という唐辛子、緑色はホウレンソウとケール、白はコーン。そして、黒はなんとハバネロを焼いた灰を練り込んでいる。通常は辛すぎてそのままは味わえないハバネロを食べやすいようにするための工夫だという(とはいえ、やはり激辛なので、辛さに強い人のみトライしてほしいとのこと)。

 もうひとつ面白いと感じたのが、古代から使われているモルカヘーテという石臼に入った状態で出てきて、目の前で仕上げるサルサ。通常のトマトと、メキシコで食べられているグリーンの食用ホオズキをミックスし、唐辛子は「コクのあるタイプ」「辛みの強いタイプ」「苦味とフルーティさがあるタイプ」の3種類を入れ、現地の味に近づけている。辛さはそれほどでもないが複雑な風味があり、何にかけてもよくマッチしてスプーンが止まらなくなった。

 1階のアメリカン ハウス バーアンドグリルは米国のダイナー(食堂)で食べられているグリル料理の店だが、米国各地の特色あるハンバーガーが食べられる。いち押しは、今ニューヨークで大流行しているというメンフィス風ハンバーガー。大きな塊のチーズをハンバーグの生地に練り込んで焼いていて、よくある液体のチーズソースが仕込まれたタイプとは別格の濃厚さ。ナイフを入れると溶け出すチーズが肉汁と混ざり合い、独特なソースになる。

 地下1階には、熟成タンとユッケの焼肉店「KINTAN」がオープン。原宿店の特別メニューは、生食用の和牛霜降りサーロインを使用した「日本一のサーロイン・ユッケ」(1日10食限定)。また同店名物の「牛タン食べ比べ」もおすすめ。30日間ドライエイジングした熟成牛タンと、熟成前のタンの味の差がはっきりわかる。

「ラス ドス カラス- モダンメキシカーノ イ タコス」の店内。壁にはメキシコで人気のプロレスラーのマスクをイメージしたアートが飾られている
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店名にもなっている看板商品のタコスはメキシカンスタイルをはじめ、3スタイル9種類。写真はメキシカンスタイルで、黒い生地は世界一辛いといわれている唐辛子ハバネロを焼いた灰を練り込んでいる。全て1ピース420円
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アメリカンスタイルのトルティーヤ生地を使用したタコス。1ピース420円
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メキシコ伝統の石臼を使い、目の前で仕上げるスペシャルサルサ「モルカヘーテ・サルサ・フレスカ」(950円)。多くの素材を使用し複雑な風味を出している
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「アメリカン ハウス バーアンドグリル」のいち押しはニューヨークで大流行しているというメンフィス風ハンバーガー「ジューシールーシー」(1380円)。大きな塊のチーズをハンバーグの生地に練り込んで焼いているので、非常に濃厚な味わい
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「ハラジュク ダッチ」(2階)。平日はランチが11時半~15時、ディナーが17時~23時。土日は11時半~23時。店内31席・テラス6席
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「ハラジュク ダッチ」の「アマトリチャーナ」(1180円)は通常の2倍以上の価格の低温乾燥パスタを使用しているため、麺のモチモチした食感が特徴。「カルパッチョ」(1200円)は、シェフの故郷である大分の魚介を使用
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地下1階の焼き肉店「原宿焼肉KINTAN」はランチが11時半~15時、ディナーが平日18~23時半、土日祝日17~23時半。席数は70
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「モダンジャパニーズ」をコンセプトにした「原宿焼肉KINTAN」の空間。半個室、個室もある
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原宿店オリジナルの「去勢牛のサーロインを使ったユッケ」(1980円)は1日10食限定
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熟成前と30日以上熟成した「牛タンの食べ比べ」(2480円)のほか、「フォアグラと黒トリュフの石焼ビビンバ」(1480円)、「和牛サーロインとミスジの黒トリュフ牛めし~特製フォアグラバター醤油~」(1000円)など、高価な素材をアレンジした料理が人気
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