岩塩とチーズをのせた、ビール風の台湾茶!?

 施設の顔ともいえる、1階の道路沿いに出店するのは、台湾茶カフェの彩茶房。台湾・中国を中心に世界でカフェ650店舗を展開している雅茗天地(やなてんち)グループと京王電鉄が合弁会社を設立した新規事業だ。京王電鉄が外国企業との合弁会社を設立するのは初の試みだという。今回の彩茶房は日本国内進出の1号店で、今後も都内近郊エリアを中心に新規事業、フランチャイズ展開を積極的に行う予定とのこと。

 いち押しは、台湾で大流行中だという“デザートティー”。なかでも話題を呼びそうなのが、台湾茶の上にクリームチーズをのせ、その上に岩塩をトッピングしている「岩塩チーズティー」シリーズだ。見た目は生ビールそのものだが、太いストローでまず上の甘いとろりと濃厚なクリームチーズをすくって食べ、次にストローをさしてさっぱりしたお茶を味わい、最後にミックス。3種類の味が楽しめる。

 そのほかにも、綿菓子に濃厚なミルクティーをかける「もこもこミルクティー」、台湾産鉄観音茶で作ったオリジナルソースをレアチーズケーキにかける「鉄観音レアチーズ」など、台湾茶とスイーツを融合させたユニークなメニューが多い。また台湾ビールや鉄観音烏龍茶とライチを合わせたカクテル「スパークリングライチ鉄観音」といったアルコールメニューも種類豊富。台湾名物・夜市の定番フードも味わえる。

 いずれも日本人向けに、味をややマイルドに仕上げているとのことで、台湾と日本のスタイルを融合させたニュースタイルカフェとして人気を呼びそうだ。

 一方、ピッツェリアのスポンティーニは施設開業日までに準備が整わず、10月30日からのオープンとなる。同店は1953年のオープン以来、ひと切れから販売する切り売りピザ業態“ピッツァ・アル・トランチョ“の火付け役として大人気を呼び、ミラノで8店舗を展開中。特徴的なのが生地で、厚さ2センチもある生地を鉄鍋で揚げるようにじっくり焼くことで、底はカリカリ、中はふっくら仕上げている。日本ではローマ風の薄焼きピザが主流だが、初体験となる”カリフワ感“が日本でどのように受け入れられるだろうか。

台湾茶カフェ「彩茶房(さいさぼう)」。営業時間は11~22時、店内32席、テラス6席
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左は数種類ある「岩塩チーズティー」のなかでもいち押しの「岩塩チーズ四季春茶」(税込み500円~)。さっぱりとした味わいと甘い香りが特徴の台湾産烏龍茶「四季春茶」を使用。右は「レモン四季春茶」(税込み450円~)。人気カフェ「happylemon」の看板商品。レモン果汁をたっぷりと使用したすっきりとした味わいの烏龍茶ドリンク
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綿菓子に濃厚なミルクティーをかける「もこもこミルクティー」(税込み550円)。お茶をかけながら食べると徐々に綿菓子が溶け、マンゴー、アイスクリーム、タピオカが現れる楽しい仕掛け
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(左)「麺線(メンセン)」(税込み650円)。低カロリーでヘルシーな日本のそうめんにも似た、台湾独自の細い麺を使用した台湾定番料理。(右)豚肉を刻んでショウガやニンニク、八角などの香辛料とともに甘辛く煮込んだ肉そぼろを煮汁とともにご飯にかける、台湾食文化に欠かせないご飯もの「魯肉飯(ルーローハン)」(税込み650円)
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台湾産鉄観音茶で作ったオリジナルソースをレアチーズケーキにかける「鉄観音レアチーズ」(税込み400円)
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10月30日にオープンする「スポンティーニ」のピザは、厚さ2センチもある生地を鉄鍋で揚げるようにじっくり焼くことで、底はカリカリ、中はふっくら仕上げている
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