ワタミフードシステムズ(東京都大田区)は2015年9月16日、日本籍船が漁獲した天然マグロを提供する居酒屋「ニッポンまぐろ漁業団」を東京・新橋にオープンした。

 この業態は、サントリー酒類の市場開発本部グルメ開発部と共同で企画・開発したもの。ワタミ系列の大型店舗(150席以上)を業態転換する形で店舗を増やし、3年から5年の間に約30店舗にするという。

 ワタミは居酒屋や宅配食など主力事業が軒並み経営不振に陥り、介護事業の売却を決めるなど、逆風の真っただ中。「ワタミ」の名を冠さない新業態店を次々に展開しており、同店もそのひとつ。

 だがなぜ今、“日本籍船漁獲の天然マグロ”をウリにするのか。これまでのワタミグループの居酒屋とどこが違うのか。

2015年9月16日にオープンした「ニッポンまぐろ漁業団 新橋店」(港区新橋2-14-3)。営業時間は16時から24時(休祝前日は27時)。94坪で176席
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漁港や漁船にいるような臨場感を演出した店内は4つのエリアで構成。「漁港・波止場エリア」には全長8メートルほどにもなるマグロ漁船、魚市場を走るターレットトラック、海岸に設置されているテトラポット、マグロ漁に使用する浮き球や漁旗などがディスプレイされている
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「漁具小屋エリア」は、奥まった場所にある個室
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入口近くにあるのが「漁師の憩いの酒場エリア」。波止場で漁師がちょい飲みするイメージを表現したという
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「船長のお屋敷エリア」は、船長が客を招いてご馳走を振る舞うイメージの座敷とのこと。もとの和民の部屋をほぼそのまま使用している印象
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マグロを船ごと買い上げているので、船の名前が品書きに表示されている。船が違えば漁場も違い、釣れるマグロの種類も違うためだ
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多様な魚種(ホンマグロ・ミナミマグロ・メバチマグロ・びんちょうマグロ)や、それぞれのさまざまな部位が楽しめるよう、工夫されたメニュー
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