鉢植えにストーリーが生まれるグッズ

 小さな世界の小さな部分に、小さなアイデアを加えて面白くしたのが、日輝製作所の「ガーデンホッパーズ」。ガーデニングの鉢などに挿して、ちょっとした情景を作る動物をデザインしたガーデンピックなのだが、形状記憶樹脂で作られているのがポイント。ドライヤーなどで温めれば柔らかくなるので、好きなポーズを取らせて、常温に戻ると、そのポーズが固定するという仕掛け。もう一度温めればもとの形に戻る。それだけでなく、その動物たちにすべてキャラクターを付け、ちょっとした物語が楽しめるようにしているのが楽しい。クビッタケキリン、マキツクゾウ、オナガナガサル、カバンモチ、オマキキコリス、オマキノコギリス、アフロ太郎、万年係長、キノコンボウ&ハンマーヘッドキノコと、名前だけでも楽しい動物たちとガーデニングで遊べるアイテムなのだ。

日輝製作所の「ガーデンホッパーズ」259円~。写真には、マキツクゾウ、カバンモチ、万年係長が写っている
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 園芸つながりというわけではないが、その不思議な姿の実が一際目立っていたのが、サウンドテック高橋電機の「畑で採れたスピーカー かんぴょう」(6万3000円)。栃木の名産、かんぴょうの原料であるウリ科のユウガオの実を乾燥させて作ったスピーカーなのだが、そのルックスは謎の地底人のようなとても愛嬌のあるフォルムで、しかも、柔らかい良い音が鳴るのだ。

 ユウガオの実はそれなりの大きさがあるためか、反響が良く、解像感もあり、抜けも良いので、十分音楽鑑賞に耐えうる出来。スピーカー用の極性のある端子が用意され、オーディオとしても本格的だ。ヴァイオリンの祖先と言われるアラビアの弦楽器ラバーブやインドのシタールなどは、ユウガオの実で作られていることでも分かるように、共鳴箱としてのユウガオの実はとても優秀なのだ。

サウンドテック高橋電機の「畑で採れたスピーカー かんぴょう」6万3000円。受注生産品。一抱えほどあるボディは持つと驚くくらい軽い
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