今回は、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaに大画面テレビの売れ筋を取材した。大画面テレビの主流が50V型前後に移って久しいが、ここ最近は高付加価値な4Kモデルが売れ筋上位を占めるようになってきたようだ。

 同店のTVチームグループリーダーの松岡大介氏は「近ごろは7~8年前に液晶テレビを導入した方の買い換えが多く、当時の売れ筋の相場もあって20万~30万円出して良いモデルを選ぼうという雰囲気が強くなっています。4Kテレビ自体が安くなったのと、このサイズでのフルHDモデルが少なくなったことも重なり、いまのトレンドが作られているのかなと思います」と解説する。さらに、同店がこだわり派の人々が多く集まる街に立地していることも、この傾向に拍車をかけているといえるだろう。

 それを踏まえて、同店の売れ筋ランキングを見ていこう。

                   
●大画面テレビの売れ筋ランキング
1位 VIERA TH-55CX800N パナソニック 30万8880円(税込み/ポイント10%)
広視野角液晶と高画質回路「ヘキサクロマドライブ」を搭載した55V型の4Kモデルで、外付けHDDへの2番組同時録画にも対応する。スタンド込みのサイズはW1239×D246×H757mmとなる。
2位 BRAVIA KJ-49X8500C ソニー 26万7840円(税込み/ポイント10%)
高画質プロセッサー「X1」を搭載する49V型の4K液晶テレビ。Android TVに対応し、アップデート後は外付けHDDへの裏番組録画も可能になる。スタンド込みのサイズはW1093×D201×H679mm。
3位 49UF8500 LGエレクトロニクス 18万7700円(税込み/ポイント10%)
4Kに最適化した広視野角なIPSパネルを採用した49V型モデル。webOS 2.0でスマートTV機能が楽しめる。外付けHDDの裏番組録画に対応し、スタンド込みのサイズはW1096×D261×H704mm。
4位 REGZA 50Z10X 東芝 31万780円(税込み/ポイント10%)
4K放送対応のスカパー!チューナーを内蔵する50V型液晶で、全面直下LED構造を採用する。外付けHDDへのタイムシフト録画に対応し、スタンド込みのサイズはW1128×D247×H709mmとなる。
5位 BRAVIA KJ-55X9300C ソニー 40万8980円(税込み/ポイント10%)
高画質プロセッサー「X1」とハイレゾ対応スピーカーを搭載する55V型の4Kモデル。Android TVやアップデート後の外付けHDD録画にも対応する。スタンド込みのサイズはW1484×D255×H780mm。

 松岡氏が語るとおり、20万~30万円の高付加価値モデルが上位に並び、さらには40万円級の「BRAVIA KJ-55X9300C」も顔を出す結果となっていた。このランキングの結果には、高級モデル人気ともうひとつ、売れ筋の分散という背景も隠されている。「全体的に抜きん出た売れ方のモデルはなく、どれも拮抗しているところがありますね。画質であったり、好みのブランドであったり、さまざまな要素を加味して現場で最終的に製品を選ぶという方が多いです」とのことだ。次のページから各モデルの人気の理由を追っていきたい。

ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの4階にあるテレビコーナー。腰を据えて映像を比較できるように広いスペースを確保している
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※掲載している価格は2015年9月9日14:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。