手で握るだけ? 勉強に集中できる画期的な木

独楽工房隈本木工所の「ぐっポス」小2500円、大3000円。これだけ見ると、何の製品だかさっぱり分からないが、握ると気持ちよさそうなフォルムだ。
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 リラックスさせたり、虫から守ったりという快適ではなく、楽に集中できるというテーマで快適性を生み出すのが、独楽工房隈本木工所の「ぐっポス」。  子どもの学習時に、集中しやすい左手(右手で筆記している場合)の置き場所を提供してくれるアイテムだ。早い話が、筆記時の左手用の把手。福岡県工業技術センターインテリア研究所と富山大学の河原雅典准教授による、子どもの学習姿勢の研究から生まれた商品なのだ。

 実際に握ってみたのだけれど、確かに前傾姿勢が取りやすくなるし、ギュッとつかんでいると集中しやすかった。大人でも筆記作業やマウス操作中など、この「ぐっポス」を握っていると作業効率が上がるのではないだろうか。筆者も集中して書いているときなどは、左手は握りしめているし歯はくいしばっているから、こういう支えになって握りしめられるものはありがたい。

こんな風に握る。底は滑り止めになっていてしっかり握ったまま右手は筆記し続けられる。ちょっと使ってみれば、すぐに効果が実感できる
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 隈本木工所の技術によって、とても握りやすい形に仕上がっているのも実用的。今までなぜなかったのだろうと思わせる説得力がある製品だ。その隈本木工所は、もともと、独楽を作っていたメーカー。その最新作、紐が結びやすい独楽「ラクコマII」も、独楽回しに快適を提供する製品といえるだろう。

独楽工房隈本木工所の「ラクコマII」小800円、大1000円。紐を巻きやすいように、独楽本体に紐を巻くための段差が用意されている。芯が木なので、室内でも回せるうれしい仕様
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