トヨタの燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」。2015年3月31日以降、納期の見込みは2018年以降とされたままだが、新技術を詰め込んだというこのクルマは、燃料補給の課題を抱えながらも、いまだ人気を保っているようだ。小沢コージは3日間の週末試乗で、何を感じたのか?

【コンセプト】いきなりの“MIRAI週末問題”勃発!?

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 事実上の世界初の量産燃料電池車、トヨタ「MIRAI」がついに我が家にやってまいりました! ってスイマセン、実は買ったわけじゃなく、週末3日間借りてきただけなんですけどね(笑)。ただ面白いことにのっけからシリアスな“MIRAI週末問題”に包まれてしまいました。

 それはMIRAIが現状「週末の燃料補給がかなり難しい」こと。2015年度内に全国約100カ所の設立が予定されている水素ステーション。詳しくは次回の資源エネルギー庁での「小沢コージの気まぐれ自動車対談」をお読みいただきたいが、今は大都市を中心に数カ所程度という状態。東京、名古屋の2大都市内は「どこからでも15~20分の走行で行ける距離」にバランスよく敷設されているが、最大の問題は今のところMIRAIが各官庁を中心に使われている点にある。

 要はプライベーターが少なく、おそらくウイークデー運用。そのためか水素ステーションは「大抵が土日休み」であり、主な営業時間は「朝9時台から17時」まで。これが週末や仕事のあとにクルマを使うことが多い一般人にはちとツラい状況なのだ。

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