トヨタ自動車が2015年7月9日に発売した2代目「シエンタ」が人気を集めているという。シエンタは2003年にトヨタが発売したコンパクトクラスの3列シートミニバンで、安定して売れていたが2010年に一旦は販売を終了。市場からの要望で翌年に生産を再開し、今回が初めてのモデルチェンジ。はたして新型が好調な理由とは?

【コンセプト】発売1カ月でなんと4万9000台を受注!!

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 すごい! クルマはビール顔負けのイメージ商品であり、コンセプトや商品力と強力にマッチングすることで爆発的パワーを発揮するとひさびさ思い知らされましたわ。

 それは新型トヨタ「シエンタ」。復活したファミリー向けコンパクトミニバンで、相変わらず全長4.2m台の手軽な5ナンバーサイズなのだが、見事12年ぶりに、魅力的にリボーンしちゃっている。

 最大のポイントはイメージと割り切り。まずすばらしいのはテレビCMをご覧になれば分かるが、新たな「トヨタのスポーツバッグ」という秀逸なイメージ戦略だ。コンパクトミニバンが持つシュアーな実用性を、、個性的なスポーティーデザインや鮮やかな蛍光イエローのボディーカラーに包み込み、スポーツギア風に演出。それもあって発売1カ月で約4万9000台も受注! 

 ホンダ「ステップワゴン」をはじめ、トヨタ「ノア」「ヴォクシー」など、実用最優先の箱型しか売れないと思われていた5ナンバーミニバンマーケットに、新たな居場所を創り出してしまったのだ。

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