2015年4月15日にリニューアルオープンしたホームセンター「カインズ鶴ヶ島店」(埼玉県鶴ヶ島市)では、流通業界で初めてデジタル加工機を導入した創作スタジオ「CAINZ工房」を開設した。

 ここのところ、ホームセンターの中に工房を開設し、工具や作業スペース、ワークショップなどを提供する試みが少しずつ増えている。そんななか、CAINZ工房は工作室だけでなく、ペイントルームや溶接ルーム、DIY初心者に向けた工作教室から工具やスペースを貸し出す創作スタジオ、レーザーカッター、3Dプリンター、厚手の大きな板からデータ通りの形が切り出せるCNCルーターなどを設置した「デジタルファブ」を用意し、DIY向けサービスの基礎から最先端までを包括的に提供するという。

2015年4月にリニューアルオープンした「CAINZ鶴ヶ島店」(埼玉県鶴ヶ島市)
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CAINZ工房の外観。正面入口から入って右に行った突き当たりにある
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材料を買ってすぐに製作できるのが強み

 CAINZ工房は、店内の一角にかなり大きなスペースを取って展開。取材当日もDIY教室が行われており、老若男女幅広い層の方々が家具の組み立てと塗装を行っていた。女性が日常生活の中でDIYを利用できるようなコンテンツを提供するのも狙いの一つだそうで、実際に作業しているのは若い女性が目立った。

 また、向かい側は木やアクリル、金属などの板や塗料、工具類の売り場になっていて、買った資材ですぐ製作を始められるようになっている。そこにデジタル加工機が加わるのは、当然の流れだろう。

工房内は広々とした作業スペースがある。作業台は自由に使えるが、工具類は有料でレンタルするか、自前で持ってくる
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こちらはDIY講座などを行う作業スペース。結構大きな家具の塗装を行うなど、本格的な講習がいくつも用意されている
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