日本の喫茶店文化の影響を受けた「ブルーボトルコーヒー」の日本上陸をきっかけに、昔ながらの純喫茶が再注目されている(関連記事:「“コーヒー界のアップル”上陸!「ブルーボトルコーヒー」のルーツは日本!?」)。

 そんななか、首都圏に114店舗の喫茶店を展開する銀座ルノアール(東京都中野区)が2015年7月25日、女性向け新業態「瑠之亜(ルノア)珈琲」を東京・銀座にオープンした。

 コンセプトは“大人の女性のサードウェーブ”。同社の基幹業態である喫茶室ルノアールは男性ビジネスマンがターゲットだったが、瑠之亜はアラサー以上の働く女性、休日に銀座でショッピングを楽しむ女性客がターゲットとのこと。「喫茶室ルノアールで半世紀以上にわたって培ってきたノウハウを生かし、大人の女性にも親しまれる店に育てたい」(銀座ルノアールの小宮山誠社長)。

 客単価は750円程度を想定しており、喫茶室ルノアールよりも100円ほど高め。目標年商は600万円。今回の1号店の状況を参考に、今後は首都圏エリアの駅ビルや繁華街で年間5店舗のペースで展開していきたい考えだ。“男のオアシス”と呼ばれる喫茶室ルノアールを半世紀以上にわたって運営してきた同社が、なぜ今“女性のオアシス”を展開しようとしているのか。

有楽町線銀座一丁目駅1番出口を出てすぐの「瑠之亜珈琲 銀座インズ店」。営業時間は8~23 時(モーニング8~11時、ランチ11~15時)
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店内は約 113.65平米・54席とゆったりした広さ。1960年代の米国を意識し、ビンテージ感と温かみのあるレンガやテラコッタ調の自然な色彩・素材を基本に、瑠之亜のシンボルカラーである瑠璃色(ブルー)を差し色として使用
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有機栽培のコーヒー豆を使用した「瑠之亜ブレンド珈琲」(540円)、「スペシャルティーコーヒー」(730~780円)、国産リンゴを丸ごと使用し熱々で提供する「瑠之亜まるごとアップルパイ」(数量限定、1080円)、「アボカドシュリンプエッグサンド」(850円)
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モーニングは4種類、ランチは6種類を用意
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