今やブームを通り越して定番になったコンビニコーヒー。低価格でコーヒーチェーンをしのぐ味わいを実現しており、気軽にいつでもどこでも飲めることから好評を得ている。最近はホットコーヒーとアイスコーヒーだけでなく、カフェラテやフラペチーノなどメニューも増えてきた。またコーヒーと一緒に買ってもらうために、ドーナツなどコーヒーと相性の良い商品も登場。コンビニがますますカフェ化しているのだ。

 このコーヒーをはじめとするカフェメニュー、一体どこのコンビニが一番おいしいのだろうか? そこでアイスカフェラテ、ホットコーヒー、ロールケーキ、バウムクーヘンの実食テストを敢行! 今回はホットコーヒー対決をお届けする。

香りの強さに少しだけ違いがある

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 今回のコンビニ食品実食テストは、人気のホットコーヒー対決をお届けする。大手コンビニ3社のホットコーヒーを買い集め、味香り戦略研究所による味覚分析と、食のプロによる実食テストでおいしさを徹底比較した。食後や休憩中の安らぎに、はたまた仕事前のやる気スイッチに。多くの人に愛されるホットコーヒーで一番おいしいのはどこのコンビニだろうか?

 実食するのは以下の3商品だ。

●セブン-イレブン「セブンカフェ ホットコーヒー」(93円)
●ローソン「マチカフェ ブレンドコーヒー」(93円)
●ファミリーマート「ファミマカフェ ブレンド」(93円)

 コーヒーの見た目、つまり色の濃さにはほとんど違いは見られない。しかし香りは各コンビニで若干の違いがあった。セブン-イレブンはやや酸味が感じられた。とはいえツンと鼻につく香りではなく、ほのかに感じる程度だ。ローソンはコーヒーの香ばしさが立っていたように感じた。ファミリーマートは他の2商品に比べると少しだけ香りが弱い印象を受けた。

 1杯の量は3商品で大きな差はなく、いわゆるレギュラーサイズ相当の量が入っているものと思われる。3商品とも税込み価格100円と、一般的な缶コーヒーよりも安い。それなのに店頭で挽き立て、淹れ立てのコーヒーが飲めるのだから、コンビニコーヒーがブームになるのもうなずける。もちろん缶コーヒーとは比べるまでもなく香りが良く、しっかりコーヒー本来の味が楽しめる。

 ちなみに注文方法がコンビニによって異なる。セブン-イレブンとファミリーマートは、レジで注文してホットコーヒー専用のカップを受け取り、店内のコーヒーマシンで自分で淹れる。とはいえカップを置いてスイッチを押すだけなので簡単。ローソンはレジで注文すると、スタッフがコーヒーを淹れてくれる。カウンターで待っているだけなので非常にラクチンだ。

セブン-イレブン
「セブンカフェ ホットコーヒー」
水洗式で精製されたアラビカ豆を100%使用。香りとコク、それぞれを引き出すために別々に最適な焙煎方法を採用しているという。一杯ずつ豆を挽いてペーパードリップしているので、淹れ立ての香りが楽しめる。税込み価格100円
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ローソン
「マチカフェ ブレンドコーヒー」
フルーティーな甘みとコクにこだわり、やわらかな苦味と余韻を感じる味わいに仕上げている。5つの国の農園で採れた豆を、それぞれ最適な方法で焙煎。豆本来の良さを引き出せるとされる、やや熱めの温度で提供される。税込み価格100円
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ファミリーマート
「ファミマカフェ ブレンド」
甘い香りと上品な酸味が特徴のグアテマラ産コーヒー豆と、ブラジル産コーヒー豆を使用。豆の品種ごとに単品焙煎し、ウェットプレスという方法で抽出。コクがあるのに雑味の少ないクリアなコーヒーに仕上がっている。税込み価格100円
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 香りの違いは、コーヒーの味わいと関係があるのか? 各コンビニで使用している豆も、焙煎方法も異なるホットコーヒー。早速、気になる味覚分析と実食テストの結果を見ていこう。