ここ数年、エスニック料理店のメニューでよく見かけるようになったハイナンチキンライス(海南鶏飯)。その本家ともいえるシンガポールの専門店「ウィーナムキーハイナンチキンライス(威南記海南鶏飯)」(以下、ウィーナムキー)が日本に初上陸した。2015年7月28日、日本における1号店が「田町グランパークプラザ」にオープン。

 ウィーナムキーは現在、シンガポール国内で4店舗、フィリピンにフランチャイズ6店舗を展開。“シンガポールの国民食”ともいわれるハイナンチキンライスを提供する屋台や専門店は数えきれないほどあるが、同店はシンガポール人が選ぶナンバーワンとして知られているという。シンガポール観光局のウェブサイトでも紹介されており、政府高官やセレブの間でも人気が高い。政府が正式に国賓をもてなすときにも同店のハイナンチキンライスが振る舞われているという。

 日本でのフランチャイズ契約を結び、モデル店をプロデュースしたのは、スポーツ栄養学に基づいた定食を提供する「鹿屋アスリート食堂」(関連記事「「アスリート食堂」はタニタ食堂と何が違う?」など話題のカフェやレストランを多数展開しているバルニバービ(大阪市)。東京都におけるマスターフランチャイズ契約を締結したのは、経営の多角化を進めている大手住宅設備総合商社の小泉(杉並区)だ。都内では今後、小泉がバルニバービプロデュースによる店舗展開を行っていく。3年間に3店舗の展開を予定しているが、早くも2015年9月には銀座店のオープンが決まっている。また小泉は日本国内のほかのエリアでのフランチャイズ店舗も視野に入れており、加盟企業を募集しているという。

 屋台料理でありながら、国賓にも供されるというハイナンチキンライスとはいったいどんなものか。その味を確かめるべく、いち早く足を運んだ。

田町駅から徒歩数分の「グランパークタワー」(東京都港区芝浦3丁目4番地1)にオープンした「ウィーナムキーハイナンチキンライス」1号店。約66坪で、屋内64席、屋外38席、合計102席
[画像のクリックで拡大表示]
先進的で緑豊かなシンガポールをイメージしたという豪華なインテリア。テラス席に向かって湾曲した窓ガラスだけで、数千万円もかかったとか
[画像のクリックで拡大表示]
屋外の席も広々としたスペース。高層ビルが立ち並ぶオフィス街の真ん中だが、シンガポールにいる気分に浸れる
[画像のクリックで拡大表示]
店内のバーカウンター奥はオープンキッチン。調理済みのチキンが次々にカットされるさまが壮観
[画像のクリックで拡大表示]