「根室食堂」「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏」など、市町村など狭い地域の名産品を売りにする“ピンポイント産直居酒屋”が増えている(関連記事:“ピンポイント産直居酒屋”が増殖! 知られざる町村に宝あり!? )。そんななか 、日本全国の食の魅力の発見をテーマにしたレストラン「食べる47都道府県47DINING(ヨンナナダイニング)」が2015年7月3日、東京・池袋にオープンした。

 運営会社の47PLANNING(東京都渋谷区)の鈴木賢治社長によると、同店は日本全国のおいしい食材を掘り起こし、各地の魅力を伝える“食の発信基地型レストラン” 。地方の生産者から直接取り寄せた食材を用いた定番メニュー約30種のほか、季節メニュー約10種、月替わりで特定の市町村と連携した地域メニュー約10種を提供する。好評の地域メニューは順次、定番メニューに加えていくとのこと。

 7月の地域メニューは、鈴木社長の故郷でもある福島県いわき市の夏野菜を中心とした料理。8月以降は秋田県、兵庫県などの地域メニューを展開していく。また通常営業と併行し、同社が従来からプロデュースと運営を行っていた地方自治体の食イベントも継続。「全国の隠れた美味を発掘し、発信していく」(鈴木社長)とのこと。

 食の発信基地型レストランとはどのようなものなのか。足を運んで確かめてみた。

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日本各地の食の魅力の発見を目的にしたレストラン「食べる47都道府県47DINING(ヨンナナダイニング)」(東京都豊島区東池袋1-8-1 WACCA池袋5階キッチンスタジオLupe内)。営業日は毎週水曜から日曜(月・火休み)。17~23時(ラストオーダーは22時半)
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店内にはその日の料理に使用されている素材や提供可能な地酒などがプレゼンテーションされている
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店内のショップで購入可能な福島米は3合(450g)で425円。福島県産の米は全量全袋検査を実施、食品衛生法が定める放射性物質の基準値以下であることを確認したうえで出荷されている
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