生活習慣病率の増大や医療費高騰から、見た目の美しさよりも健康への意識が高まっているインドネシア。新興国の不便さとソーシャルメディアの融合により、これまでの先進国では見られなかったような新たな形の健康ブームが起こっている。

【リポーター】ステラ・リー(Stella Lee)
21歳、ブロガー・タレント。Facebookでインドネシアビューティーコミュニティを立ち上げ、現在約3万7000人がメンバーとなっている。若い女性へメイク方法や美容グッズなどを英語で紹介する彼女のブログは月に150万アクセスを超えるインフルエンサー。自身のウェブサイトのほか、TwitterやInstagramは1万人以上がフォローする。中華系の家庭に育ち、家族構成は父、母、弟。いつも持ち歩いているものは財布、iPhone、化粧ポーチ、カメラ。趣味は読書や旅行、映画鑑賞、メイク研究。週末や長期旅行は海外に出かけたり、友達とカフェでお茶をしたりして過ごす。日本は大好きで、日本でイメージするものは「文化」「食」「メイクアップ」
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 みなさんこんにちは。ステラです。インドネシアでは今、テレビや雑誌に登場する芸能人や有名モデルの影響で、都市部を中心にヘルシーにダイエットをしようとする人たちが増えています。今日はそんな健康ブームについてリポートしたいと思います。

見た目だけじゃだめ! 健康への理解の高まり

 健康ブームのお手本となっているのはセクシー体型のハリウッドスターや韓流シンガー、インドネシアのスター・アグネス・モニカなどです。

 いまインドネシアでは男女ともにただやせていて細いより、メリハリのある体型が憧れの対象となっています。おかげでフィットネスジムは連日大盛況。他国と比べると、インドネシアはこうした健康意識が高まるのは遅かったと思いますが、数年前と比べればジャカルタやバリなどの都市部を中心に、インドネシアでも健康に対する意識が日々高まっていると感じます。

 こういった人々は見た目の美しさだけでなく、内側から健康になることの重要性も理解しており、食べ物にも気を使っているようです。今流行りのキーワードは「フルーツインフューズド(水出し)ウォーター」「コールドプレスジュース(野菜や果物を低速回転のジューサーで押しつぶすように絞ったジュース)」など。伝統的薬草を使った飲み物「ジャムー」のおしゃれなカフェもオープンしました。

果物が豊富なインドネシアでは「フルーツインフューズド(水出し)ウォーター」もバラエティーに富んでいる
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