日本のコンテンツや食、ファッションなどを海外に展開する動きが拡大している。世界で日本のファンを作り、日本の産業の発展につなげる政府戦略のもと、海外イベントに出展して日本の魅力をアピールする動きも活発だ。「クールジャパン、加速する海外展開のその先」では、こうした動きを順次紹介する。

 日本のアニメやマンガ、音楽やファッションなどを紹介するイベント「Japan Expo」(ジャパン・エキスポ、JE)が7月2日からパリ郊外で開催される。16回目の今年も4日間で24万5000人の来場を見込む大型イベントだ。日本からも多くの企業が出展するほか、VAMPSや藍井エイルさんなどのアーティスト、でんぱ組.incなどのアイドルグループ、任天堂の宮本茂専務ら有名ゲストの出演でも注目を集めそうだ。

「Japan Expo」の昨年の様子.日経トレンディネットの記事「フランス人のコスプレはすごかった! パリ「ジャパン・エキスポ」はかつてない盛り上がり」)より
[画像のクリックで拡大表示]

 JEにはこれまでにもAKB48やきゃりーぱみゅぱみゅ、ももいろクローバーZなどのアイドルグループが出演して大きな話題となったイベント。今年もアイドルをはじめ多数のゲストが出演するなか、ご当地アイドル8組もJEでのパフォーマンスに挑む。

 参加するのは静岡の「ORANGE PORT」、大阪の「Chaw Chaw」、仙台の「みちのく仙台 ORI☆姫隊」、福岡の「BASEBALL☆GIRLS」のご当地アイドルグループ、ディー・エヌ・エーが運営する仮想ライブ空間「SHOWROOM」を通じて選ばれた柊木りお、都築かな、柚之原りえ、そしてアプリ開発のフォッグが運営するアイドル応援アプリ「CHEERZ」で選ばれた「Stand-Up!Hearts」だ。

 地方から日本を元気にすることを目的として設立した「WELCOME TO JAPAN PROJECT」の第一弾の取り組みとして、JEの会場に専用ステージを設け、ライブパフォーマンスなどを披露する。ご当地アイドルの出身地のPRブースも設けて、日本の魅力をアピールするという。海外向けに英語でアイドル情報を発信する「Tokyo Girls’ Update」を通じてこうした様子を発信するほか、「CHEERZ」もフランス語に対応させて、現地の人向けの情報発信も組み合わせる。

WELCOME TO JAPAN PROJECTのプロジェクト発足式は5月25日開催された
[画像のクリックで拡大表示]