暑い日につるっと食べたい冷やし麺。素早く手軽に食べられることもあり、昼食に利用する人も多いだろう。喉ごしが良く食べやすいので、夏バテで食欲がないときにも最適だ。最近はラーメン、うどん、そば、冷麺などバリエーションが豊富なのもうれしい。そんな冷やし麺が、本格的な夏を目前にコンビニの棚に出そろった。

 この冷やし麺、一体どこのコンビニが一番おいしいのだろうか? そこで今月は、人気の高い冷やし中華、冷やしたぬきうどん、冷やし担々麺の実食テストを敢行! 今回は冷やし担々麺対決をお届けする。

肉味噌の見た目、具材が異なる

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 今回のコンビニ食品実食テストは、コンビニの冷やし麺では定番になりつつある冷やし担々麺をお届けする。大手コンビニ3社の冷やし担々麺を買い集め、味香り戦略研究所による味覚分析と、食のプロによる実食テストでおいしさを徹底比較した。辛さが魅力の冷やし担々麺で、一番おいしいのはどこのコンビニだろうか?

 実食するのは以下の3商品だ。

●セブン-イレブン「ピリッと辛い!冷し肉味噌担々麺」(426円)
●ローソン「冷し担々麺」(426円)
●ファミリーマート「冷し担担麺」(389円)

 冷やし担々麺の味に大きく影響する肉味噌は、3商品で見た目が異なる。セブン-イレブンはひき肉の粒が大きめで、色も濃くて粘度が高い。ローソンの肉味噌は、もっとも色が明るい赤茶色で、どちらかといえばサラッとした仕上がりになっている。一番見た目が特徴的なのはファミリーマートで、水分が少なく、色もかなり濃いダークブラウン。肉味噌というより味を付けたひき肉という表現のほうが合っている。

 トッピングの具材もまったく異なる。セブン-イレブンだけ唯一ゆで玉子入りで、小松菜少々とラー油であえたもやしが大量に入っている。セブン-イレブンのもやしは、その見た目から辛味がしっかり付いているものと思われる。ローソンは下味の付いていない白いもやしと、トマト、きゅうり、青ねぎが入る。赤と緑が入るため彩りが非常に良い。ファミリーマートには、きゅうりと白髪ねぎが入っている。

 スープにはほとんど違いがないように思われるが、セブン-イレブンは商品名に“ピリッと辛い”とあることから、辛めの味付けになっていることが予想できる。麺に関しても見た目の大きな差はないようだが、ファミリーマートだけやや平らな形状になっている。

セブン-イレブン
「ピリッと辛い!冷し肉味噌担々麺」
豆板醤、豆鼓醤、甜麺醤に、練り胡麻、すり胡麻、胡麻油を加え、旨味と風味のある肉味噌に仕上げている。鶏ガラを炊き出し、練り胡麻と芝麻醤を配合したスープも特徴。税込み価格460円
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ローソン
「冷し担々麺」
北海道産小麦「きたほなみ」を使用し、ヨード卵を合わせた玉子麺を使用。スープは鶏ガラをベースに、胡麻を低温でじっくり焙煎した芝麻醤にラー油を加えてある。税込み価格460円
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ファミリーマート
「冷し担担麺」
山椒の香りが利いた辛味のある肉そぼろ、白ねぎ、きゅうりを盛り付けている。ラー油の辛味がアクセントになった、胡麻感と旨味を感じるスープに仕立てている。税込み価格420円
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 これら肉味噌の違い、具材のバリエーションが味にどのような影響を及ぼすのか? それとも麺へのこだわり、スープの味わいがおいしさを決定するのか? 早速、味覚分析や実食テストの結果を見ていこう。