暑い日につるっと食べたい冷やし麺。素早く手軽に食べられることもあり、昼食に利用する人も多いだろう。喉ごしが良く食べやすいので、夏バテで食欲がないときにも最適だ。最近はラーメン、うどん、そば、冷麺などバリエーションが豊富なのもうれしい。そんな冷やし麺が、本格的な夏を目前にコンビニの棚に出そろった。

 この冷やし麺、一体どこのコンビニが一番おいしいのだろうか? そこで今月は、人気の高い冷やし中華、冷やしたぬきうどん、冷やし担々麺の実食テストを敢行! 今回は冷やしたぬきうどん対決をお届けする。

具材の種類、揚げ玉の色に違いがある

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 今回のコンビニ食品実食テストは、コンビニの冷やし麺では定番商品の冷やしたぬきうどん対決をお届けする。大手コンビニ3社の冷やしたぬきうどんを買い集め、味香り戦略研究所による味覚分析と、食のプロによる実食テストでおいしさを徹底比較した。具材がシンプルな冷やしたぬきうどんで、一番おいしいのはどこのコンビニだろうか?

 実食するのは以下の3商品だ。

●セブン-イレブン「もちもち麺の冷したぬきうどん」(369円)
●ローソン「半熟玉子たぬきうどん」(369円)
●ファミリーマート「冷したぬきうどん」(369円)

 まず、うどんの命ともいえる麺を詳しく見てみると、セブン-イレブンは商品名に“もちもち麺”とあることから、弾力のある食感に仕上げていることが分かる。また、3商品のうどんの太さに大きな違いはないが、ファミリーマートだけやや平らな形状になっているのも特徴だ。これは食べやすさを重視しているものと思われる。

 つゆに関しては、ローソンが“化学調味料不使用”とパッケージに記載されていることから、天然の素材からとっただしを重視していることが分かる。ほかの2商品のパッケージにはつゆをアピールするキャッチコピーは見当たらない。

 具材は揚げ玉とねぎが3商品に共通して入っている。セブン-イレブンとファミリーマートにはわかめが入っているが、ローソンはわかめではなくきゅうりが入っている。玉子はセブン-イレブンとファミリーマートがゆで玉子であるのに対し、ローソンは半熟玉子を商品名に入れるなど積極的にアピールしている。このほか、ファミリーマートにはかまぼこが入っている点も大きな特徴。薬味については、セブン-イレブンは大根おろしと生姜、ファミリーマートはわさびが別添えになっていて、ローソンは何も付いていない。

 たぬきうどんのメイン具材である揚げ玉は、セブン-イレブンとファミリーマートはこんがりキツネ色に仕上がっている。セブン-イレブンは小粒で丸型、ファミリーマートは中粒で平べったい。ローソンは揚げ色こそ薄いものの、ひとつひとつがやや大きめな作りになっているようだ。

セブン-イレブン
「もちもち麺の冷したぬきうどん」
もちもちとした食感の、喉ごしの良い麺が特徴。揚げ玉にかつお節と煮干しのだしを加え、旨味と風味を引き出している。生姜と大根おろしが付く。税込み価格398円
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ローソン
「半熟玉子たぬきうどん」
麺は北海道産小麦粉を使用し、多加水製法でもっちりした食感に仕上げている。化学調味料不使用のつゆと、人気の半熟玉子を合わせた具材にも注目。税込み価格399円
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ファミリーマート
「冷したぬきうどん」
やや平べったい形状の麺と、具材のかまぼこが特徴的。かつお節、さば節、昆布でだしを取ったつゆを使用している。別添えでわさびが付いている。税込み価格398円
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 これら具材や薬味の違いが味にどのような影響を及ぼすのか? それとも、やはり麺へのこだわり、つゆの味わいがおいしさを決定するのか? 早速、味覚分析や実食テストの結果を見ていこう。