ビジネスパーソンが注意するべき“病気”について、専門家に解説をしてもらうこの連載。2013年、米国の女優、アンジェリーナ・ジョリーが「将来の乳がん予防のための乳房切除」を告白し、衝撃を与えましたが、乳がんと聞くと女性に特有の病気と思う人がほとんどではないかと思います。ところが、男性が乳がんになることもあるのです。今回は乳がんについて、南相馬市立総合病院、尾崎章彦先生に改めて解説していただきます。

 2015年4月8日に、アコースティックデュオ「羊毛とおはな」のボーカル、千葉はなさんが、乳がんのために36歳という若さで死去されました(関連リンク)。こうした女性の著名人が乳がんになったという話が多く伝えられることもあり、乳がんというと女性がかかる病気というイメージではないでしょうか?

 確かに乳がんは女性で最も多いがんですし、かかった知り合いが身近にいる人も多いと思います。しかし乳がんは、女性に比べればわずかとはいえ男性もかかる病気なのです。

 ではいったい乳がんとはどのような病気なのでしょうか? またどのような人が乳がんになりやすいのでしょうか?