キーノート(基調講演)~ロボットは約束された未来~

 オープニングステージの後のキーノートスピーチ(基調講演)では、ロボットやヒューマノイドがいる未来とビジョン、ビジネスとしての魅力などのプレゼンテーションが行われました。

 最初はソフトバンクロボティクスの代表取締役社長冨澤氏が登壇し、「なぜこの事業に取り組むのか」「皆さんとどう歩んでいくのか」等の将来のビジョンを中心にプレゼンテーションしました。

ソフトバンクロボティクスの冨澤文秀氏と、共同開発元アルデバランの当時CEOだったブルーノ・メゾニエ氏が登壇(その後、アルデバランCEOは冨澤氏が兼務)
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 冨澤氏は「ロボットは約束された未来を持つまれな素材」と表現し、今後のロボットの普及とビジネスの大きな可能性を示唆しました。また、時期としてもロボット産業を進めるための技術的な条件が揃ったと言います。それは2000年にブロードバンドが普及して通信環境が整い、クラウドでビックデータを処理できるようになり、CPUはますます高速化していることなどが挙げられました。ロボットの制御にはクラウドが大きな役割を果たすという考えからです。

 冨澤氏は経済産業省が発表した国内ロボット市場の予測も掲げ、2035年にはロボット産業は10兆円規模に拡大することに注目。スマートフォンやタブレットは世界的にも普及しているが、残念ながら海外では日本製のこれらハードウエアは苦戦していること、「ロボットは柔道のように日本のお家芸」として、ロボット産業の分野では日本は海外に絶対に負けられない、と強い意気込みを語りました。