最近、各コンビニが力を入れているレトルト総菜。ハンバーグから煮物まで、和洋さまざまな総菜が真空パックに入って販売されている。バリエーションが豊富で、温めるだけで本格的な味が楽しめることから、ご飯のおかず・お酒のおつまみに利用する人が増えている。また少量ずつパッケージングされているため、独居の方や夫婦だけでも余らせる心配がないのもうれしいところだ。

 このレトルト総菜、一体どこのコンビニが一番おいしいのだろうか? そこで今月は、人気が高い和食の定番メニュー、鮭の塩焼き、筑前煮、豚の角煮の実食テストを敢行! 今回は最終戦、豚の角煮対決をお届けする。

肉の厚さやタレの色など見た目が大きく異なる

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 今回のコンビニ実食テストの対象は、男性からの人気が高い豚の角煮だ。大手3コンビニの豚の角煮を買い集め、味香り戦略研究所による味覚分析と、食のプロによる実食テストでおいしさを徹底比較した。ご飯にもお酒にも合う豚の角煮で、一番おいしいのはどこのコンビニだろうか?

 実食するのは以下の3商品。

●セブン-イレブン「セブンプレミアム じっくり煮込んだ豚角煮」(298円)
●ローソン「ローソンセレクト おはしで切れる豚角煮」(296円)
●ファミリーマート「ファミリーマートコレクション 豚角煮玉子」(332円)

 使用している肉は3商品とも豚バラ肉だが、その厚さは異なる。セブン-イレブンは薄くカットされた肉が6枚、ローソンはかなり分厚い肉が3枚、ファミリーマートも分厚く大きな肉が3枚入っている。ローソンとファミリーマートは、いわゆる豚の角煮らしい厚みがあり、食べ応えがありそうだ。一方、セブン-イレブンは一見するとチャーシューのように薄いが、そのぶんプルンとしていて軟らかそうな印象を受ける。

 タレの見た目も大きく異なり、セブン-イレブンは色が一番薄く、脂がかなり浮いているように見受けられる。ローソンは色が濃く、とろみが強い。ファミリーマートも色が濃いが、こちらはとろみが少なくサラッとしたタレになっている。

 また、特筆すべきはファミリーマートのみ唯一ゆで玉子が入っている点。角煮の具材として、豚バラ肉のほかに玉子が入る場合が多い。玉子の表面はしっかり色がついていることから、タレの味が染み込んだ煮玉子になっていると思われる。しかしながら、この玉子のコストかどうかは不明だが、ファミリーマートはほかの2商品よりも税込み価格で約38円ほど高い。

セブン-イレブン
「セブンプレミアム じっくり煮込んだ豚角煮」
皮付き豚肉を蒸した後、じっくり煮込んだ軟らかい食感が魅力。タレにはかつおだしや生姜などを加え、風味よく仕上げている。内容量130g。100g当たりのカロリーは374kcal。税込み価格321円
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ローソン
「ローソンセレクト おはしで切れる豚角煮」
豚バラ肉を和風に味付けし、軟らかく煮込んでいる。“おはしで切れる”と記載されていることからも、軟らかさが魅力となっている。内容量140g。100g当たりのカロリーは323kcal。税込み価格320円
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ファミリーマート
「ファミリーマートコレクション 豚角煮玉子」
豚バラ肉と玉子を特製ダレでじっくり煮込んでいる。3商品では唯一の煮玉子入り。内容量150g。100g当たりのカロリーは319kcal。税込み価格は358円と3商品でもっとも高い
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 肉の厚さやタレの色の違いはおいしさと関係があるのか? また、ファミリーマートにだけ入っている煮玉子は評価にどのような影響を及ぼすのだろうか? 早速、味覚分析や食のプロによる実食テストの結果を見ていこう。