前回の「高級コンデジの一番人気は『RX100M3』、『G7 X』『X30』が続く――ヨドバシに聞く」に引き続き、今回はデジタル一眼カメラの売れ筋をリポートする。取材したビックカメラ有楽町店では、近ごろデジタル一眼レフもミラーレス一眼も共通のトレンドが見られるという。

 同店のカメラコーナー主任・山口哲平氏いわく「ほとんどの機種がWi-Fi内蔵になり、スマホをリモコンにして集合写真を撮るといった使い方が一般化していますね。可動式の液晶モニターやタッチパネル操作も、カメラのジャンルによらず重視されています」とのことだ。そのなかで売れているのは以下のモデルとなる。価格は、モデル内で特に売れているキットモデルのものとした。

●デジタル一眼カメラの売れ筋ランキング
1位 EOS M3 キヤノン 9万6800円(ダブルズームキット、ポイント10%)
APS-Cサイズのセンサーを搭載した約2420万画素のミラーレスで、秒間4.2コマの連続撮影ができる。Wi-Fi内蔵やチルト式液晶を搭載。本体サイズと重量はW110.9×D44.4×H68mm/約319gだ。
2位 D5500 ニコン 12万5000円(ダブルズームキット、ポイント10%)
秒間約5コマの連写が可能な一眼レフで、有効画素数約2420万のAPS-Cサイズセンサーを搭載している。Wi-Fiとバリアングル液晶を備える。本体サイズと重量はW124×D70×H97mm/約420gとなる。
3位 OLYMPUS OM-D E-M10 オリンパス 7万9800円(ダブルズームキット、ポイント10%)
有効画素1605万画素の4/3型Live MOSセンサーを搭載したミラーレス。秒間8コマの連写が可能で、Wi-Fiとチルト液晶を搭載する。本体サイズと重量はW119.1×D45.9×H82.3mm/約350g。
4位 EOS 70D キヤノン 15万9800円(EF-S18-135 IS STM レンズキット、ポイント10%)
秒間約7コマの連続撮影が可能な一眼レフで、有効2020万画素のAPS-Cサイズセンサーを搭載する。Wi-Fiとバリアングル液晶を備え、本体サイズと重量はW139×D78.5×H104.5mm/約675gとなる。
5位 D7200 ニコン 17万5000円(18-140 VRレンズキット、ポイント10%)
秒間約7コマの連続撮影が可能な一眼レフ。有効画素約2416万のAPS-Cサイズセンサーを搭載し、Wi-Fiに対応する。本体サイズと重量はW135.5×D76×H106.5mm/約675gとなる。

 ミラーレスは「EOS M3」や「OM-D E-M10」といった人気シリーズの現行モデルが上位に並んでいるが、一眼レフは定番の入門機に匹敵する勢いで「EOS 70D」や「D7200」などの中級機が伸びていた。山口氏は「お子さんの誕生を機に入門機を買われた方が、成長につれてよりAFが速くて連写もできる上位モデルに乗り換えるという動きがあります」という。全体的に、売れ筋モデルの単価が上がる傾向もあり、そうした流れが重なった結果なのかもしれない。次のページから、モデル単位の人気の理由を追っていこう。

※参考…同店の高級コンデジの売れ筋ランキング
1位 PowerShot G7 X キヤノン 6万2800円(ポイント10%)
2位 Cyber-shot DSC-RX100M3 ソニー 8万8000円(ポイント10%)
3位 GR リコーイメージング 6万4800円(ポイント10%)
4位 FUJIFILM XQ2 富士フイルム 4万4500円(ポイント10%)
5位 PowerShot G1 X Mark II キヤノン 7万3800円(ポイント10%)
ビックカメラ有楽町店 地下2階にあるカメラコーナー。東京メトロ有楽町線の有楽町駅と直結している
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※掲載している価格とポイントは、2015年5月14日14:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。