最近、各コンビニが力を入れているレトルト総菜。ハンバーグから煮物まで、和洋さまざまな総菜が真空パックに入って販売されている。バリエーションが豊富で、温めるだけで本格的な味が楽しめることから、ご飯のおかず・お酒のおつまみに利用する人が増えている。また少量ずつパッケージングされているため、独居の方や夫婦だけでも余らせる心配がないのもうれしいところだ。

 このレトルト総菜、一体どこのコンビニが一番おいしいのだろうか? そこで今月は、人気が高い和食の定番メニュー、鮭の塩焼き、筑前煮、豚の角煮の実食テストを敢行! 今回は鮭の塩焼き対決をお届けする。

身の色の濃さが3商品で異なる

[画像のクリックで拡大表示]

 今回のコンビニ実食テストの対象は、和食の定番おかずである鮭の塩焼きだ。大手3社の鮭の塩焼きを買い集め、味香り戦略研究所による味覚分析と、食のプロによる実食テストでおいしさを徹底比較した。朝食に夕食に、はたまたお弁当にと使い勝手がいい鮭の塩焼きで、一番おいしいのはどこのコンビニだろうか?

 実食するのは以下の3商品。

●セブン-イレブン「セブンプレミアム 銀鮭の塩焼」(227円)
●ローソン「ローソンセレクト 銀鮭の塩焼」(190円)
●ファミリーマート「ファミリーマートコレクション 銀鮭の塩焼き」(189円)

 3商品とも、銀色の皮と脂の“のり”が特徴である銀鮭を使用。しかし、3商品では身の色の濃さが大きく異なる。赤みが一番強いのはファミリーマートで、次点のセブン-イレブンはいわゆるサーモンピンク、そしてローソンはもっとも色が薄い。またファミリーマートだけが国産の銀鮭を使用しており、セブン-イレブンとローソンはチリ産の銀鮭となっている。

 切り身の厚さや大きさは、3商品で大きな違いはないように思えた。多少差異が見られたとしても、それは使用する部位など、あくまでも個体差による違いだろう。

 また、セブン-イレブンの鮭の塩焼きは、パッケージに「ファストフィッシュ」のロゴが入っている点も見逃せない。ファストフィッシュとは、水産庁が認定する手軽においしく食べられる水産物のことで、このセブン-イレブンの鮭は骨が取り除いてあるので非常に食べやすい。しかしながら、その影響かは不明だが、価格はほかの2商品と比べると税込みで約40円も高い。

セブン-イレブン
「セブンプレミアム 銀鮭の塩焼」
食べやすいように骨取りされたファストフィッシュ認定商品。銀鮭を遠赤外線ロースターでふっくらと焼き上げている。カロリー134kcal。税込み価格245円
[画像のクリックで拡大表示]
ローソン
「ローソンセレクト 銀鮭の塩焼」
脂ののった銀鮭を香ばしく焼き上げている。保存料、合成着色料不使用。カロリー137kcal。税込み価格205円
[画像のクリックで拡大表示]
ファミリーマート
「ファミリーマートコレクション 銀鮭の塩焼き」
国産の銀鮭を使用し、素材の味を生かすために塩を利かせて味付けしている。カロリー154kcal。税込み価格204円
[画像のクリックで拡大表示]

 色の違いはおいしさと関係があるのか? また、骨がないことは評価にどのような影響を及ぼすのだろうか? 早速、味覚分析や食のプロによる実食テストの結果を見ていこう。