コンビニを代表する商品といえば、やはり弁当だ。ランチはもちろん、帰宅時に買って晩ご飯として食べる人も多いだろう。そんな弁当の中でも最近は、低温処理によって鮮度をキープした“チルド弁当”に各コンビニが力を入れている。チルドの特性を生かした丼物を中心に、豊富なバリエーションが展開されている。

 このチルド弁当、一体どこのコンビニが一番おいしいのだろうか? そこで今月は、人気の高い牛丼、カツ丼、麻婆丼の実食テストを敢行! 今回はチルド弁当対決の最後となる麻婆丼編をお届けする。

3商品ともに四川風だがそれぞれ色が異なる

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 今回のコンビニ食品実食テストは、“中華系丼モノ”を代表する麻婆丼の対決だ。各コンビニのチルド弁当として販売されている麻婆丼を買い集め、味香り戦略研究所による味覚分析と、食のプロによる実食テストでおいしさを徹底比較。ランキングを決定する。辛いモノ好きから支持される麻婆丼で、一番おいしいのはどこのコンビニだろうか?

 実食するのは以下の3商品。

●セブン-イレブン「旨辛四川風麻婆丼」(369円)
●ローソン「ろーそん亭 四川風辛味麻婆丼」(417円)
●ファミリーマート「辛口麻婆豆腐丼」(399円)

 セブン-イレブンとローソンの麻婆丼は、商品名から四川風の味付けだと分かる。そもそも麻婆豆腐は辛味が特徴の四川料理。唐辛子に加えて「花椒(ホアジョー)」という山椒が使われ、しびれるような辛さを持つ。おそらくだが、四川風とうたっている麻婆豆腐には、多少なりとも花椒が使われているのではないだろうか。ファミリーマートも辛口を強調しており、花椒が別添えで付いていることから、やはり四川風といえるだろう。

 3商品とも具材に違いはないように見えるが、それぞれ色合いが大きく異なる。セブン-イレブンは茶色で、一番色が濃いことから味も濃いことが予想できる。逆にファミリーマートは全体的に色が薄め。ローソンは赤味が強く、唐辛子の辛さが効いた麻婆丼になっていると思われる。

セブン-イレブン
「旨辛四川風麻婆丼」
熟成させた豆板醤をひき肉と一緒に炒めて、香りとコクのある味わいを引き出した四川風麻婆丼。税込み価格409円。カロリー570kcal
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ローソン
「ろーそん亭 四川風辛味麻婆丼」
豆板醤、甜麺醤、トウチ醤を使用。中国山椒で辛味を利かせ、豚挽き肉で旨味とコクを出している。税込み450円。カロリー500kcal
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ファミリーマート
「辛口麻婆豆腐丼」
豚ひき肉を豆板醤、甜麺醤で炒めてコクと旨味を引き出し、スープを加えて本格的に仕上げている。税込み価格430円。カロリー556kcal
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 麻婆丼の色の違いが、そのまま味付けの差に表れるのか? またファミリーマートの別添えの花椒は、ランキングに影響を及ぼすのだろうか? 早速、味覚分析や実食テストの結果を見ていこう。

実食テストは2月13日に、東京・港区にあるコンビニ各店で購入したチルド弁当を使用して行いました。審査員にはどこのコンビニか分からない“ブラインド”状態で実食してもらい順位をつけてもらいました。弁当の製造メーカーの違いやリニューアルなどで味が変わる可能性がありますので、今回の味覚分析や実食テストの内容と実際の商品の味が異なることがあります。また、実食テストの感想はあくまで個人の意見です。