コンビニを代表する商品といえば、やはり弁当だ。ランチはもちろん、帰宅時に買って晩ご飯として食べる人も多いだろう。そんな弁当の中でも最近は、低温処理によって鮮度をキープした“チルド弁当”に各コンビニが力を入れている。チルドの特性を生かした丼物を中心に、豊富なバリエーションが展開されている。

 このチルド弁当、一体どこのコンビニが一番おいしいのだろうか? そこで今月は、人気の高い牛丼、カツ丼、麻婆丼の実食テストを敢行! 今回はカツ丼対決をお届けする。

3商品とも玉子はとろとろの半熟仕立て

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 今回のコンビニ食品実食テストは、丼モノの王様ともいえるカツ丼だ。各コンビニのチルド弁当として販売されているカツ丼を買い集め、味香り戦略研究所による味覚分析と、食のプロによる実食テストでおいしさを徹底比較。ランキングを決定する。特に男性から高い人気を誇るカツ丼で、一番おいしいのはどこのコンビニだろうか?

 実食するのは以下の3商品。

●セブン-イレブン「とろとろ玉子のロースかつ丼」(510円)
●ローソン「ろーそん亭 だし香るロースカツ丼」(491円)
●ファミリーマート「ふわとろ玉子のカツ丼」(510円)

 セブン-イレブンとファミリーマートは、商品名からも推測できる通り、ともに玉子のとろっとした食感をウリにしているようだ。これに対してローソンは、ダシの旨さを強調したネーミングだが、こちらも玉子はとろっとしているように見える。実は、このとろとろ感はチルド弁当の大きな特徴。これまでの製造方法では不可能だった玉子の“半熟感”を、チルド製法により実現。より本格的なカツ丼に近づいたというわけだ。

 3商品ともカツの大きさはほとんど変わらないようだが、調理前は玉子の配置が異なるため見た目の印象が異なる。セブン-イレブンはカツのまわりに玉子、ローソンはカツの両サイドに玉子、ファミリーマートはカツの上から玉子が載っている。ファミリーマートだけ三つ葉が添えてあり、彩りよく仕上げている。

セブン-イレブン
「とろとろ玉子のロースかつ丼」
玉子のとろとろ感が最大の特徴。この玉子でカツを取り囲むような見た目だ。少量の玉ねぎが玉子の下にある。税込み価格は550円。カロリー700kcal
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ローソン
「ろーそん亭 だし香るロースカツ丼」
かつおだしの風味が効いた味付け。具材をすべて一緒に加熱し、本来のカツ丼の調理に近い工程で仕上げている。税込み価格530円。カロリー701kcal
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ファミリーマート
「ふわとろ玉子のカツ丼」
割下に超特選醤油を使用した本返しを使ってコクを出している。玉子は過熱蒸気で焼くことでふわっとした食感に。税込み価格550円。カロリー756kcal
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 3商品ともすべて玉子はとろとろ食感。カツの大きさにも違いは見られないが、味付けに大きな差は見られるのだろうか? 早速、味覚分析や実食テストの結果を見ていこう。

実食テストは2月13日に、東京・港区にあるコンビニ各店で購入したチルド弁当を使用して行いました。審査員にはどこのコンビニか分からない“ブラインド”状態で実食してもらい順位をつけてもらいました。弁当の製造メーカーの違いやリニューアルなどで味が変わる可能性がありますので、今回の味覚分析や実食テストの内容と実際の商品の味が異なることがあります。また、実食テストの感想はあくまで個人の意見です。